過去問=恐怖
なーんて思ってませんか??
受験生の追い込みの時期、必ずやるべきクエストに過去問演習がありますね
もちろん皆最初はえぐられる
でもやるしかない・・・
そこで、本記事では
- 社会(歴史系)の過去問はいつからやるべきなのか??
- 社会(歴史系)の過去問をやる目的はなんなのか??
というテーマでまとめます!
事実、歴史系の赤本をやるタイミング・やり方についてはあまり知られてませんよね笑
このあたりも具体的に書いていけたらなと思います
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歴史系赤本の始めるタイミングは?
赤本(過去問)は「早くできればできるほどいいよ!」って誰もが言いいます
でも、歴史系の赤本については、本番の入試が2月だとすると11月頃にスタートできれば上出来です
なぜなら
まずは通史の理解と網羅が大切です
日本史も世界史も、本番の試験で点数が取れるのは「知ってる」「知らない」に依存してきます
まだ「知らない」通史を無くし、過去問にチャレンジする時には、全体の通史を理解できてる状態が理想です
特に、現役生は通史の学習完了が受験直前の11月くらいになるので「知らない」=「習っていない」を限りなく無くすことを優先しましょう
「独学でガンガン進めたい!」という人は参考書で早め進めてしまいましょう。日本史・世界史の通史の独学勉強方法は以下にまとめてあります。参考に読んでくださいね😌
次に歴史系の赤本(過去問)をやる目的とやり方について詳しくみていきます
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目的①:志望校までの距離の見える化
歴史系(日本史・世界史)の赤本をやる目的は、今のじぶんの立ち位置とゴールまでの距離をはかること!
もっと具体的にいえば..
- 今の実力でどのくらい得点できるか
- 本番であとどのくらい得点とればいいか
- 本番までに何をどのくらい勉強したらいいか
の見える化が大切
初めて過去問をやった時点で80%取れたらもはや大成功ですw...が、実際ほとんどの場合で「撃沈してしまった...」って感想を残すことになります
赤本(過去問)をやる目的を違った角度から強調すると..
- 一体自分はどこを目指して勉強しているのか??
- 目指すプロセスで今やっていることは適切なのか??
- 適切でなければどのように変えていくべきか??
などの現状の把握と戦略の再構想が目的です
ですので11月の段階で点数が取れなくても心配する必要はありません
むしろそこから勉強していくことが一番大切なのです
目的②:どの参考書で勉強し直すかの見える化
目標と現実の距離の見える化を終えた後、その距離を埋める戦略を組んでいきます
最も効果的なのは、その距離(過去問で間違えた問題)をどの参考書のどの部分で勉強し直せばいいのか、を見える化することです
例えば、世界史での赤本(過去問)でおすすめなのが、早稲田文学部・文化構想学部の過去問です
なぜなら...
- 古代から現代まで1〜9の大問に分かれている
- アジアからヨーロッパ、アメリカ大陸まで、1〜9の大問に分かれている
- 文化史やテーマ史も大問に1か2つ存在する
が特徴で時代と地域に偏りなく出題されてるからです
1日2、3年度分を解いて、そのミスを通史の参考書で確認するのは鉄則です
どのように”抜け”を補強するのかを考える
過去問でミスした時代・地域の『通史』熟読こそ最強です
例えば、2017年度の早稲田大学文化構想の問題をかりてみましょう
大問3はイスラーム史の問題で、下線部には商人が引いてありました
下線部A(商人)に関して述べたア〜エのうち、謝っているものを一つ選びなさい。
ア:ウマイヤ朝では、ディーナール銀貨が広く流通した
イ: マムルーク朝は、香辛料や砂糖の取引を統制下において、利潤を得た
ウ:キャラヴァンサライと呼ばれる隊商宿が、整備された。
エ:ムスリム商人はダウ船を使用し、インド洋交易を行った。
オーソドックスな早慶レベルの問題ですが、それぞれ4つの選択肢の◯か✖️が答えられて初めて得点!っていう偏差値を上げるトリックが垣間見えます
イ・ウ・エは、それぞれイスラーム史の通史の教科書に記載されてます
しかしアの文章においてはディーナール銀貨が間違い
正しくはディーナール金貨とディルハム銀貨です(世界史選択の人はわかりますかねーー??)
ここで補強すべき箇所に気づくことができました
もう一度、通史の参考書のイスラーム史(特にウマイヤ朝とアッバース朝)を熟読します。合わせて目印にチェックを入れておくといいですね
この時にどのページのどこに書いてあるかも覚られたら超理想です
まとめ:赤本(過去問)初めはできなくてもOK
赤本(過去問)に挑戦して、目標と現実の距離を直視することにためらいがちな受験生はすっごく多いように感じます
でも、初めはできなくてあたりまえです
今のじぶんの立ち位置とゴールまでの距離をはかり、その距離の歩み方の修正を加えるのが赤本(過去問)の本当の役割です
最後の本番の入試で「合格点」を取ればいいので、ビビらずに現実を直視する勇気が大切です
ぜひ今回の内容を参考にしてもらい、気合いと根性で入試本番まで乗り切ってくださいね
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などが挙げられます😌
11月以降の過去問に入り始める時なんかは、志望校の現役学生のアドバイスをもらえるのでとても重宝できるかと思います
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