極寒の国、森林の国、スウェーデン王国
オーロラやトナカイ、白夜など高緯度に位置する自然環境はユニークな食文化を生み出しました
本記事ではスカンディナヴィア半島の国、スウェーデンの人気料理を全部紹介します
ヨーロッパの料理文化は互いに影響し合いながら特異な発展を遂げていきます
「こんなの食べてみたい!!!」と思ってくれるよう頑張って書きますよ〜
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- ショットブラール(スウェーデン式ミートボール)
- ヤンソン氏の誘惑(玉ねぎとアンチョビのグラタン)
- ピッティパンナ(じゃがいも炒め?)
- スモーガストルタ(サンドイッチケーキ)
- グッブローラ(卵とアンチョビのマリネ)
- グラブラックス(スウェーデン風サーモンの刺身)
- プリンセストルタ(プリンセスケーキ)
- セムラ(スウェーデン風シュークリーム)
- カネルブラール(シナモンロール)
- 極寒の国の料理文化を日本で
ショットブラール(スウェーデン式ミートボール)
「絶対はじめにコレ持ってくるだろ〜!」と構えてた人には申し訳ない!
でも、このミートボール抜きにはスウェーデン料理を語り始められない!!
スウェーデンの伝統的な家庭料理のミートボール!(IKEAでも食べられますね)
味はシンプルで素朴な肉団子って感じ!最近はベジタリアンミートボールもあるそう
極め付きは添えてある「リンゴンベリージャム」
肉汁を包み込むリンゴンベリーの酸味の爽やかさがたまんなくうまいんですね〜〜
ヤンソン氏の誘惑(玉ねぎとアンチョビのグラタン)
名前が意味深感を漂わせるスウェーデンのグラタン料理の一種!
玉ねぎとアンチョビは必ず使われる食材で、他にもじゃがいもが入ってます
名前の由来ですが、1900年代前半の大人気オペラ歌手のペール・ヤンソンさんが愛して止まなかった料理が発祥です
彼は愛食家で有名で、1940年にレシピが一般公開されて以降、爆発的ブームを引き起こし、国民食のポジションにまで登りつめました
今では スウェーデンのクリスマスディナーには絶対置かなきゃ!って料理で、皆はヤンソンさんの誘惑を囲ってクリスマスをほっこり過ごすのですね
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ピッティパンナ(じゃがいも炒め?)
北の寒〜〜い国では主食のじゃがいもの歴史が長いです
その理由は小麦が育ちにくいことがあげられますね
厳しい寒さの環境が生み出した料理文化のひとつがこのじゃがいも料理です
サイコロ型に切ったじゃがいも、にんじん、豚肉などをソースと絡めて炒める料理!
余った材料(特にじゃがいも)でできるまかない料理的なものでしたが、今のとなってはスウェーデンの朝パンのおかずとして定番の一品になってます
スモーガストルタ(サンドイッチケーキ)
直訳でサンドイッチケーキの意味!(日本で作ったらお母さんに怒られるかな?)
パンと具材をデコレーションして、大きなケーキのように仕立てる豪華なごちそう
綺麗に飾ってお祝いごとで食卓に置く意味では、日本のちらし寿司に似てますね〜
オーソドックスな作り方は、薄切りのパンにフレッシュクリームを重ねて、「いい感じ」に具材を飾っていきます
「いい感じ」がポイントで、完成した姿を決めておらず、少しずつ「いい感じ」に置いて、「いい感じ」の見栄えの良い特大ケーキの姿を家族・友達と目指していきます
一般的な具材に、サーモン、エビ、きゅうり、ハム、トマトが使われますね
日本でもオードブルの隣に置いて豪華絢爛なディナーにすることができそうです
ぜひ時間と大量のパンと具材を調達して、チャレンジしてみてくださいね
グッブローラ(卵とアンチョビのマリネ)
真夜中の空腹を満たすスナックとして、いつもの料理の前菜として活躍する 「クッブローラ」
アンチョビはスウェーデン料理に欠かせない材料です
日本人はイワシのアンチョビに慣れてる一方、スウェーデンはニシンのアンチョビが主流です
ニシンとイワシの香りと味も異なるので、味の違いを楽しめるようになれば立派!
たまごとアンチョビの組み合わせのさっぱりコクのあるおつまみなので、機会があれば、ビールのお供に作ってスウェーデンを感じてくださいね〜
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グラブラックス(スウェーデン風サーモンの刺身)
スウェーデンをはじめとする北欧諸国では、サーモンが国民の魚
現地で食べても、サーモン香りがダイレクトに鼻を抜け、ぷりっぷりの旨味炸裂です
日本の刺身のようにダイレクトに生のまま食すのではなく、スモークしたり、塩やハーブを添えたマリネ風で食べることがほとんどのスウェーデン
また寿司屋に行ってもサーモンは超定番のネタで当然うまい!
スウェーデンに来て味覚の差で幻滅しない食材のひとつは間違いなくサーモンです
プリンセストルタ(プリンセスケーキ)
ど〜〜〜〜〜ん!!と黄緑色にコーティングされた、「お姫様ケーキ」
スウェーデンの国民的な、みんな大好きなプリンセスケーキです
由来は、かつてのスウェーデン王女たちが愛してやまず、名前が存在しなかったからとされます・・(だからそのまんま、姫のケーキという名前に)
中身はスポンジケーキ・ペイストリー・ホイップクリームの交互の層で最後は上からマジパンでコーティングされてます
また、スウェーデンにはカフェ文化が深く広く浸透してます。『フィーカ』と呼ばれていて、このケーキと熱々のコーヒーでフィーカタイムを充実させましょう
多くのカフェではコーヒーとシナモンロールをお供に、しゃべり通す人たちがわんさかいます
セムラ(スウェーデン風シュークリーム)
パンとケーキの中間、つまりシュークリーム的なお菓子?パン!
生地にはスパイスの女王「カルダモン」が練り込まれ、風味豊かな味です
アーモンドペーストとミルクを合わせたクリームと、たっぷりのホイップクリームでサンドイッチに!
セムラはかつてのスウェーデンでは、イースター前の断食期間の食べ物でしたが、今ではlクリスマス明けから断食の終わりまで食べられてます
暖かい牛乳に浸して食べると、甘さ控えにとても美味しくなりますね〜
セムラの語源は、ラテン語「最も上質な小麦粉」だそうです・・・深い!
カネルブラール(シナモンロール)
最後はこれ!スウェーデンのみんなが愛して止まないスイーツです
なんと平均316個も!スウェーデン人は1年で食べます
伝統的古典的なコーヒーのお供の「シナモンロール」シナモンの甘〜くエキゾチックな香りとふわふわなパン生地
少しずつちぎったりかぶりついたり、もうブラックコーヒーとの相性良すぎです
アメリカのマフィン的なポジションで、家に招かれるとほとんどで「シナモンロール」が出されます。シナモン嫌いには苦痛すぎかもですね
スウェーデンの洗礼と思ってかぶりつきましょう!「思ったよりまずくない?!」ともなれば、お土産にいくつも買って帰るといいですね〜
極寒の国の料理文化を日本で
飛行機で飛んだら相当な時間を要する北欧スウェーデン
スウェーデン料理を日本で食べるなら、やはり『 IKEA』がおすすめですね
お手頃価格で、しかも現地の味と変わらない味を提供してくれます
- ミートボール
- グラブラックス
- シナモンロール
本記事で紹介した超ポピュラーなスウェーデン食を味わえます
でも、スウェーデン現地の本場のシェフによる料理に勝るものはありませんな!
スウェーデンの外食は激高ですが、貴重な食文化を体験できます
美味しいものばかりで後悔は0なので、一度はストックホルムへ行きましょう!