大学って昔はこんなだったの覚えてる?
中世ヨーロッパを起源とするユニバーシティ(大学)は法・神・医を中心に発展!
知恵の巨匠の教授がひたすら話すことをひたすらに書き写す様子

出展:wikipedia
でも今の世界は違う
今回は、大学講義の進化系の「MOOC(ムーク)」についてまとめます。
今の時代、施設型の大学教育はとっくに時代遅れかもしれませんよ?
オフライン(施設型)と比較してオンライン授業には数多くのメリットがあリます。
- コストが格段に安い
- いつでも・どこでも受けられる
- 何回も受けられる(基本的に)
現代文明最強の教育ツール、オンライン授業。
大学も卒業できたらすごいですよね。では具体的に紹介します
- 大学受験からオンラインではじめられる
- MOOCサービスをフルに使え!
- Udemy(ユーデミー)
- JMOOC(ジェイ・ムーク)
- schoo(スクー)
- Coursera(コーセラ)
- edX(エデックス)
- Udacity(ユダシティー)
- MOOCの課題とデメリット
大学受験からオンラインではじめられる
大学受験でさえ、オンラインで勉強できるご時世。
予備校でも学校でもなく、オンラインで最高に質の高い授業を受けることができます
いつでも・どこでも破格の値段で受けることができます
月額980円は恐ろしいですよね。通常の塾では3万円くらいしますもの。
勉強のモチベーション維持は、オンライン授業の唯一の欠点ですが、画面越しの講師陣たちはプロです。受験に対するモチベーションをあげてくれる面白く熱心な授業を展開してくれるのです!
*スタディサプリの動画を見れば一目瞭然でしょう!
受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。
予備校時代、音声レコーダーでよく録音したものです。
でも、オンライン動画授業では何回も観れることはあたりまえです
そんな時代が来るとは、おじちゃんは驚きですよ。偏差値爆上げのコスパ最強手段です
MOOCサービスをフルに使え!
オンライン大学講義では、MOOCのサービスを使うことが鉄板!
MOOC(ムーク)とは・・・
英語のMassive Open Online Courseの略で、大規模に開かれた授業のこと! 世界各国の大学がオンラインで開講している「講義・履修」コースで、講義の映像の配信・公開サービスです。=「公開オンライン講座」
施設型の大学の存在意義を揺るがすサービスです。
「場所」「時間」「学費」「年齢」「学力」「定員」などの条件に縛られることなく、世界トップクラスの講義や世界的に有名な学者の講義を受けることができるのです
まさに『知のシェアリング』なMOOC
シェアリングエコノミーの時代にますますメジャーな存在となるでしょう。
個人的に、教育費は本来0円に近づくべきでもあります。
人類の知識や知恵って限定なしに広がった方が、世界が豊かになりますもんね!
*各講座の終了後、大学による公式の修了書(ディプロマ)が受理されます
▶︎:LinkedinなどをはじめとするSNSで証明書として使えたり、履歴書にも添付が可能です。大学による公式の修了書であるため信頼性が高く、転職活動の際に有効なのです。
*しかし、まだまだ正式な大学学部の「単位」として認定される事例は少ない....
でもアメリカの有名大学で単位認定が進み、学部卒として認められる日も近いかもしれません。
おすすめMOOC(ムーク)の代表格を紹介します
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Udemy(ユーデミー)
Udemy(ユーデミー)は2009年にアメリカで設立されたオンライン動画学習のプラットフォームサービスです
今では世界最大級の会員数を誇るまでにも成長し、そして様々な専門スキルを学ぶことができます。以下の通りですね
- 開発、ITとソフトウェア
- ビジネススキル
- デザイン
- マーケティング
- ヘルス&フィットネス
- 教育・教養
- 音楽
- 趣味、実用、ホビー
こんな感じにコースごとに料金があり、選択・購入して受講することになります
特にIT系のプログラミングやweb制作は大人気の模様です
ますますプログラマー・エンジニアの需要が増す中、Udemyで習得する人も続出だそうです!
JMOOC(ジェイ・ムーク)
出典:JMOOC
日本で唯一の教育サービスMOOCです
もちろん無料で、講座を受講して各修了条件を満たすと修了証を取得できます
知のシェアリングですね。受講生の「学びたい」の気持ちを支援するとともに、各個人の知識やスキルを社会的評価へ繋げることを掲げています。
人文・社会・自然などの大学の学問領域に加えて、簿記や宅建などの資格試験対策講座を受けられるのも魅力ですね。
schoo(スクー)
出典:schoo
WEB業界で働くために特化したオンライン講座のサービスです。
プログラミングやwebデザインなど、IT領域、マーケティング、英語など、仕事に活きる実利的な講座を受けることができます。もちろん、いつでも・どこでも!
- 「ビジネスプラン」➡︎ビジネスマンのスキルアップが狙い
- 「マスタープラン」➡︎未経験・新卒の早期戦力化が狙い。
この2つのプランがあり、各プランに応じて月額制になってます。
*生放送の講座については無料となってるため、毎日の楽しみにどうぞ!
1〜3ヶ月のコース単位プランになってます。
企業の社員研修にschooを導入する事例が多くあるようです。
「未経験者研修」「内定者研修」「新卒研修」など、コストを抑えた研修が可能となりました。
個人的に流行りのテーマの講義がおもしろいです
例えば、社学と心理学的アプローチから恋愛をアカデミックに考えるものとか。
出典:schoo
実用的な社会人スキルだけでなく、人としての教養も身につけられるschoo
費用は少しネックかもですが、自分の将来の投資価値を見極めて講して下さいね
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Coursera(コーセラ)
世界の一流大学の講義を無料で受けられる!教育界の革命的サービス
香港大学、コペンハーゲン大学、ミシガン大学などのラインナップです
極め付きは、日本の最高学府の東京大学も参画している点!
このサービスこそ、百聞は一見に如かずです
配信1週間経たずに視聴者は10万人越え、現在の受講者数は400万人越えです
人文・社会・自然といった大学のアカデミック領域をフルカバーしてます
世界に開けた教育を届けるその影響力をぜひ試してみて下さいね!
edX(エデックス)
マサチューセッツ工科大学とハーバード大学を中心に立ち上がったMOOCプラットフォームです
参画企業に「北京大学」「ソウル大学校」「京都大学」「ボストン大学」などの超エリート大学があげられます
オープンソースとして開発が進む予定で、同じような設置科目の提供を望む大学と提携することで知のシェアリングが可能になります
今後は、オンラインの学習ソフトのビデオ講義だけでなく、インタラクション(相互コミュニケーション)のあるような参加型・交流型のソフトへとなるようです。今後に期待ですね!
*ただ現在、履歴書用の証明書の発行は可能ですが、大学の単位は不可能のようです。これだけの大学の学問として申し分ない量の設置科目があるのに、残念!
Udacity(ユダシティー)
未経験者から上級者まで対応してるコンピュータサイエンス・数理学の分野に特化するMOOCサービス!
人工知能やアルゴリズムなどを主題としたかなり高度な授業を配信してます。
最近は、VRのデベロッパーだったり自動運転のエンジニアなど、最先端を行きます
講師陣は、GgoogleやFacebookといった一流企業の現役社員たちなど!
講座修了で、転職で通用する「ナノ学位」が受容されます
「ナノ学位」とはミニ学位のことで、大学のものとは同じではないけれども、技術・能力を保証する大事な学位ですね。
MOOCの課題とデメリット
そんなMOOC(大学オンライン授業)ですが、まだまだ立ち向かうべき課題があるようです
受講生のモチベーション維持と修了率の低さの改善が課題のようでうす
授業が無料・・
通常の大学教育は、年間100万円ほどかかりますがMOOCでは基本的に無料もしくは格安です
お金がかかれば元を取るために頑張って勉強しようとしますが、MOOCにはその動機はありません
画面越しの講義がつまらなかったり、激ムズだったりすればすぐ嫌になってしまいますよね
お金は無駄になるわけではないので、モチベーションもすぐになくなり、簡単にやめてしまいやすいのです
怒らない・・
いつでも・どこでも受講できるのがMOOCの良いとことですがそれが仇となる部分も
いつ・どこで「やりなさい!」と制約がない点が修了率・継続率の低さに繋がってるようですね
通常の大学では、出席率やレポートの提出率などがチェックされる制約があるため「強制的なモチベーション」が働きますが、それがありません。
オンライン講義があたりまえになるために
いつでも・どこでも・破格で受講できるのが最大のメリットです
同時にデメリットであることも忘れないことです
MOOCを通して近未来の成し遂げたいことを明確にしましょう
目的を見える化することで、モチベーションが確かなものとなります
無料がゆえの緊張のたるみが修了率の低さを表してます
こうしたオープン教育を義務教育の一環にすれば、当然の教育として認識されるはず
修了して当然となれば、修了率もぐんと上がることは間違いありませんよね
MOOC(ムーク)があたりまえとなれば、施設型の大学の存在も揺らぐでしょう
教育現場に新たな風を巻き起こすものとなるか、今後のオンライン教育に期待しましょうか!