みんな好き好きカレーライス❤︎
絶妙な味の違い、食べ方のスタイルは国ごと違うそれは大常識!
でもカレーの『原型』ってなに?どこで?
とハテナが浮上したので解決したい!
まあどうせカレー大国インドじゃね?とつまらんこと言わずっ
どんな料理も彗星の如く現れるものじゃなくて、『原型』があるはずきっと。
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カレーの名前の由来
「カレーぇ(辛ぇえ)だから日本っしょ。なんか文句あっか」
そんなやつおるか。いたら挙手。一緒に蒙古タンメン中本いきましょう
語源は南インドのドラヴィダ語族のタミル語のカリー
こんな文字〜。似てるけどアラビア語でもなくウルドゥー語でもない
インド亜大陸がこうあるならこの赤い部分
スリランカの北東部もタミル語系の人が住んでるのはびっくり!
古代の世界ではこの海峡を横断して交易が盛んだったのかも!?
確かゴールゴンダ王国があった。(もちろん大学受験の範囲からぶっとんでますが)
んでカレーそもそもの由来はこの地域原産の『カレーの木』
カレーの木から取れるカレーリーフは今でも貴重なもの。
「なんだそれ聞いたことねえぞ」って人は以下を参考に!
カレーリーフって香りは柑橘系というか爽やか系
香りづけに昔のタミル人は野菜のスープに投入しまくってた。
で、いつしかカレーリーフののってる料理ことすらを『カレー』と呼ぶようになった
それはイギリスがインド植民地にして以降だと推測されるそう
ここでは今のカレーライスはカレーリーフに由来するってことを強調したい!
インド南部で発掘されたもの・・・
インド南部で世界最古とされるカレーの化石(?)が発見されたという
なんと紀元前2200年〜2500年前に食べられていたものだそうだ
- ガーリック
- ターメリック
- ジンジャー
3つの材料が最古のカレーの材料で、スパイスシチューと呼ばれるものだった
人間は4500年間カレーを食べ続けているぞ!
と判明する発見!3年前ほどにわかった事実という!
え、けっこうやばくね?今からイエス誕生のその倍以上前よ。
ヨーロッパたちは1500年くらいに香辛料(スパイス)に目をつけたけど、
それよりもず〜〜〜〜っと大昔からふんだんに使われてたと!
その時のタミル人とかドラヴィダ人の間にも激辛チャレンジとか流行ってたのかも
でも「辛い!!!」って認識はあったはず。ラッシーとか甘〜〜〜い飲み物って
灼熱ホットペッパーの沈静化をはかるものだから
そんなカレーは世界中に移動!
インド南部で生まれたこの「スパイスシチュー」は、隊商交易(アラブやオスマン)や欧州諸国(特にイギリス)にも伝播していった。どんなふうに伝播したの?っていうと諸説ありすぎて、未だに研究が追いついていない状況だそう。
おそらく・・・
- インドに訪れた時の「おもてなしで」知った!
- 香辛料交易の道中で、インド人のマネして作っちゃった!
この複合的な連鎖でしょう。行ったり来たり食べたり教わったりそんな複雑性。
インドで食って「うめえ!これ!なんだ?!カレーっていうのかー?!」で、帰国の道中で「カレー食いてえな!なあ、マネして作ってみねーか?!」
少しずつ少しずつ、イギリスやアラブ世界に伝播していったんですね。
イギリスは料理まずい国で有名で、イギリスで一番美味しい料理は?って質問すると、ネイティヴイギリス人は「ロンドンのインドカレーやで」と答えるそう
もってかれたw
とまあインド発祥のカレーがたくさんの味覚にフィットしたことを意味するっ
イギリスから日本にも入ってきたし、アレンジも進むし、タミル人に感謝感謝
世界旅行する時に、インドカレー屋さんは外さないってのが豆知識!
世界に伝播したカレーの恩恵ですぞまさに。
スパイスの力はすごい
4500年前から食べられてたスパイススープ、のちのカレー
ターメリック、ガーリック、ジンジャー、トウガラシ、コリアンダー、クミン、ローリエ、ガラムマサラなどなど・・香辛料はやっぱり体にいいって話
- 抗菌効果
- 鎮痛
- 老化防止
- 整腸
体の内側の生命力に呼びかけるような効果をもつスパイス。
老化防止も抗菌効果も、その生命のポテンシャルを引き出す所以でしょう
ヨーロッパにわたって、マジックパウダーと呼ばれるのはまったく不思議じゃない
現存する最古の料理のひとつ、カレー
知れば知るほどその奥深さにはイギリス人もびっくり
ちなにみ日本最古のカレーのレシピがある!
僕はもっと調査して、タミル式最古のカレーを復活させたい
スパイスの絶妙な調合と香り高い野菜と肉のスープ。
緑っぽいカレーから真っ赤っかなカレーまで
すっきり食べやすい野菜ベースのカレーからごりごり煮込んだマトンカレーまで
これからも何千年も受け継がれていくだろう、
そんなオールド・キュイジンのおはなしでしたっ!
参考サイト