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北欧スウェーデンは森林大国!北欧のベリーに囲まれて生活したい人必見!

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北欧の国スウェーデン。僕は一人旅で3週間ほど首都のストックホルムや第二の首都ヨーテボリまで出かけてきました

 

スウェーデンは世界史の勉強ではほんの少ししか登場しない平和・福祉国家のイメージですよね??

 

登場するなら三十年戦争のグスタフアドルフくらいです

 

この人😌 ↓ ↓ ↓

https://media.gettyimages.com/photos/portrait-of-gustav-ii-adolf-of-sweden-leading-his-army-to-victory-at-picture-id520831853?s=612x612

夏は短く冬は長く厳しいスウェーデン。なんとスウェーデンの国土の3分の2は森に覆われてます。

 

スウェーデンは、街と街が離れていてその間を埋めるように草原、湖、山、森が広がってます。超自然大国なんですね

 

僕が列車でスウェーデンを横断した時も、一面森景色?がず〜〜〜っと続いてました。たまにみえるログハウスの家にほっこりしましたね

 

木のぬくもりのイメージから北欧の暮らしを連想する人もたくさんいるでしょう

 

そんな森にはどんな世界が広がってるのか!?もっと中をのぞいてみます

 

本記事は北欧の国スウェーデンと森の関わり方をテーマに、その「素敵さ」をまとめていきます

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前提:森はみんなのもの!?

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スウェーデンの森は特定の誰かのものではなく、特定の誰かが管理するのではなく、みんなのものでみんなが協力して管理するもの

 

驚きですよね。もし日本ならば、こっそりと山に入ってタケノコやきのこなんて採ったりするならば「コルァァァァァァァァぁ!!どこのどいつじゃあ!!」

 

とお叱りを受けることになるでしょう

 

誰かの山なので当然といえば当然です

 

しかし、スウェーデンでは自然をみんなものとして扱う権利「自然享受権」Allemansrätten(アッレマンスレッテン)が存在します(名前からお察し頂けますでしょうかね😌)

 

字義のごとく、森や林、草原などの地球の一部である自然からあらゆる恵を平等に受け取れ、共有できる権利です

 

誰でも夏には森に入ってベリー採りに出かけたり、秋にはキノコ採りに出かけたりできます。超アウトドア気質の人だけでなく、普通の人も出かけます笑

 

特定の誰かの所有地という扱いではないため、怒る人もいなければ、怒られる人もいません

 

みんなで自然の恵をシェアする国民性ですね。古くからノルマン人の慣習として受け継がれて今に至ります

 

実は「自然享受権」を細かく見ると、「通行権」や「滞在権」、そして果実採取権などが含まれてます

 

もちろん行きすぎた木の伐採や鳥獣の狩猟は、自然破壊の行為として禁止されてます。行き過ぎた行為の防止機能ももりこまれてるんですね

 

ここからわかるのは

 

『地球の生きる自然と共存していこう』

 

というスウェーデンの国民性です。森林大国スウェーデンの明るい未来の展望がみえてきますね

 

僕も森や湖が大好きなので、またスウェーデンに行って自然の中でリフレッシュしたいですね🌳

 

「果実採取権」と北欧の様々なベリー

shallow focus photography of trees filled of snow

北ヨーロッパの厳しく寒い世界では色とりどりなベリーが森林を色付けます

 

僕はベリーのあの甘酸っぱさと絵本の世界から飛び出たような可愛らしさが大好きです

 

もし日本で発見した場合「これ、危ない色んなんじゃ?!」思ってしまうものから、「甘酸っぱくてフレッシュないちごみたい!美味しそう!」なんてものまで種類は豊富です

 

そんなベリーをスウェーデンでは「果実採取権」を皆持ってるので、基本的に取り放題です。パラダイスかベリーの楽園か・・・

  

ここで北欧スウェーデンならではのベリーについて紹介します。ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、ストロベリーはもはやふつうですよね?みんな知ってますよね?

 

ベリーの奥深さを知ってもらうためにレア度高めなベリーを見てもらいましょう

 

クラウドベリー

 
 
 
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北ヨーロッパ中心に、黄色✖️橙色のまるでくものようなクラウドベリー

 

暖色なポップな見た目は、パンケーキやサラダのトッピングで使われることも

 

本当の味わい方は生のまま口へぱくりと運ぶこと

 

甘酸っぱく、頭が冴えるようなみずみずしい食感は何度食べても飽きないでしょう

 

日本ではかなり希少なため、北欧諸国へ旅行した時に新鮮なクラウドベリーを食べるこどができるはずです

 

リンゴンベリー

 
 
 
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北欧諸国では最も人気なベリーの種類ですが、日本ではこれまた希少

さくらんぼのような、クリスマスカラーのようなリンゴンベリーの木々

 

クラウドベリーと比べて、酸っぱさが強めですね(いかにもビタミン的な味です笑)

 

ですので、そのまま食べるよりも煮詰めてソースにして料理と合わせて食べることが主流です

 

*これが、リンゴンベリーソース 

https://prods3.imgix.net/images/articles/2016_11/Featured-Lingonberry-Sauce-Recipe.jpg?auto=format,compress

 

こんな感じにヨーグルトと合わせれば爽やか甘さのデザートが完成です

https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/5/3/5/9/6/IMG_4124.JPG

はたまた、ガチな料理(ミートボールとかステーキ)の添え付けにするのがスウェーデン式!

肉の脂っ気がリンゴンベリーによって中和されます

 

「うぇぇ・・・まじかよ・・絶対合わないやんけ・・・」と思うかもしれません

 

本音を言えば、僕も最初は微妙でした・・・「もっとうまい食べ方あるだろうww」と

 

しかし、あくまでも料理の引き立て役としてリンゴンベリーがあるんです。料理全体が食べやすくなることが大切らしいのです

 
 
 
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日本でリンゴンベリーの味覚を経験するなら、IKEAかアマゾンでしょうか

 

 普段慣れたストロベリージャムやブルーベリージャムとはまた違うテイストを一度は試してみるといいかもしれません

 

北欧文化を味覚で体験してみてくださいね

 

まだまだ日本では北欧の味覚を揃えている店舗は少なく、これからといった展望でしょう

 

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まとめ:スウェーデンの森の世界観

https://wictorianart.files.wordpress.com/2014/04/hulder_collab3-copy.jpg?resize=450%2C274

本記事では北欧スウェーデンと森との関わり合いについてまとめました

 

このように「自然享受権」と「森の恵」と「スウェーデン人」はまるで三位一体の関係にあり

 

悠久の歴史を辿れば、北欧の森といえば畏れ多いところでしたね。『北欧神話』のフィールドも森であることが多々あります

 

人間を超越した何かが息づいてると信じられた場所であって、人間が森を支配しようとするのではなく「共存」が理想とされてきました

 

北欧を訪れる機会があったら、深緑の森に迷い込んでみてください😄🌲

 

強大な自然から派生する畏敬の念に包まれると共に鮮やかでポップで陽気なベリーたちに笑顔になることでしょう。参考になれば幸いです😌