こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です
パンの歴史はながーーーい
うどん、そば、ごはん、らーめん、トルティーヤ。エネルギーのみなもと、炭水化物
ずっとずっと長い悠久の歴史を持つのが、小麦、いや、パン
炭水化物が体に悪い、だ?!?!?!?
そんなことは言わせないっ
ホモ・サピエンスは4000年もの間、パンと一緒に生きてきて、生活してきて、死んできたのだから
本記事では「パンの歴史」に迫ります
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パンのはじまりは?
小麦はパンには欠かせない絶対の材料ですよね。その小麦はいつ頃作られるよになったのか?!
それは今から約10000年前の、紀元前8000年とも言われてます
今のイラクとかイランのチグリス川とユーフラテス川の水の恩恵を受け、そこの人たちが集まって小麦をつくるようになったんです
その前までは、毎日木ノ実とか果物を食べるために移動しながら生活してましたが、水で耕せるようになると、そこに定住するようになったんですね
大きな生活の革命ですぞ!!!
そしてもともと育てられていた小麦は今のものとはぜんっっぜん違うもの
古代小麦とは?
今では『古代小麦』って名前で売られてますが、レアです!
例えばスペルト小麦が有名どころでしょう!でも、今の小麦のようには大量生産に向かず、味も小麦らしさの香りも少し劣っているものかもしれません。
- 殻の内側に高い栄養価があり、「たんぱく質・脂質・食物繊維」といった成分が多く含まれ栄養価が高い
- アミノ酸の配列が異なり「シスチン・ロイシン・トリプトファン」などを多く含んでいる
- パンコムギよりもフルクタンの含有量(フルクトースが結合してできた多糖類でFODMAPの一種)が少ない
- スペルト小麦に含まれるグルテンはパンコムギと比べ吸収されやすいため栄養価が得られやすい 引用:
古代小麦(スペルト・エンマー・ホラーサーン・ヒトツブコムギ)の特徴とパンコムギとの違い | GLUTEN-FREE DIARY
まぁまぁな栄養素!
玄米とかヒエやアワが見直されているのもわかりますよね
昔の食料って改良もされてなく、栄養素がぎゅっと詰まってるんです!
時間とともに小麦の食べ方が開発されていきます
- ある者は、小麦をまるかじりしたり
- ある者は、小麦を水に浸して食べたり
- ある者は、足で踏み潰して、細かくしてつまんだり
これちゃうんか?!
あれちゃうんか?!?!
試行錯誤は、古代メソポタミアから脈略と受け継がれていました・・・
でも、みんなギュルギュルお腹を壊す
これ食えんのか?!いや食えねーだろばかか!いや食えたら強くね?!
そんな議論が交わされたことでしょう、古代メソポタミア文明。
どうやったら、お腹を壊さないで、小麦を食べられるのか!?に問題は移ります
「火」を使い始めた
おそらくある人は気づいたんでしょう
火を使ってバリバリに乾かしてしまえば、お腹ゆるくならないんじゃね説
っとまあこんな感じで、古代小麦たちは粉にされました・・・・・ (おりゃおりゃ)
これがまた、重労働中の重労働・・・・・
小麦を挽く機械から焼く機材までがある今の時代とはわけが違う!
8000年前くらいの人からすれば、『ありえない!!!』ですよねっ
みんなでパンを作ろう
こんなスローガンがきっとあったことでしょう
誰かがボイコットなんてしたら、みんなの危機
たかがパン、されどパン。小麦を挽く作業から土製の釜で焼くまで、協力プレイだったはずです
完成品がこちらっ。
"デーーーーーーん"
(イメーーージ)
いつも食べてる白いパンは、もっちりするグルテンが入ってますが、ここに無いです!
平べったく、カチカチに硬く、どっしりと重たい、焼き小麦の塊
そんな表現が的確です(古代メソポタミアの人に怒られますけどね)
でも、火を通せばお腹を壊さず食べられることがわかり、大ヒット!
これが後々、古代ギリシャ、ローマ帝国、中世ヨーロッパに受け継がれます
戦士や奴隷がいた頃、つまり職業がそれぞれに与えられるような時代では、専門職であるパン屋さんのステータスはものすごく高かったんです。
(今の時代で言う、外資系金融的なたぶん)
これだけは言えるはず
古代において、誰かがボーボーに茂る小麦を食べようと思わなかったら、今のパンはなかったかもしれません
そして、誰かだお腹を壊して、食べるための無茶な工夫をやめていたら、今のパンはなかったかもしれません
そう昔は脂ぎっとぎとでこんなもの食えねーだろ!
あたり前で捨てていた大トロが”うまい!こりゃ食えるじゃん!”にいたる流れとおんなじですよな
そんな古代のエンシェントなパンに感謝しつつ、毎日食パンをほうばり”いってきます!
と、朝から元気よく過ごしたいと思ったパンの歴史でした
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