こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。最近は「食べ物」の歴史についてリサーチしてます
これほど、カッコイイ(?!)くだものの名前は存在しないはず
その名もドラゴンフルーツ!!
名前にあの、天を游ぐ伝説の龍がつけられているなんて・誰が一体、こんな名前をつけたのでしょうか。中二病心がくすぐられてたまりません
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ドラゴンフルーツのはじまり?!
ドン・・・!!!
ワンピースの悪魔の実を彷彿されるような風貌
ドラゴンフルーツは、そのドラゴンの鱗と肉体のようなルックスからそう名前が与えられました
日本ではスーパーでもあんまり見かけることはありません
たまたま見つけたと思ったら、”こんな値段するのか”とためらって他のリンゴとかブドウとか梨とかのフルーツを選んでしまいがち
そんな近い存在のようで、遠い存在のような、身近なドラゴンです
ドラゴンフルーツの原産国=そこに初めてドラゴンの花が咲いた場所
それは
中央アメリカ・南米大陸との説が有力
ちなみに、ドラゴンフルーツは、夜に巨大な花を見せるので、
『夜の女王』の別称も与えられたほどです(ドラゴンだったり、クイーンだったり、この世の最強地位に君臨する果物かもですね。)
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アメリカ大陸からヨーロッパへ
大航海時代(15世紀〜16世紀)に、アメリカ大陸は発見されました
学校では、”ドラゴンフルーツ”の発見までは教えてくれません、残念です
下の記事で書いたように、パイナップルと同じく、ドラゴンフルーツは、大航海時代のヒーローの象徴で、富の象徴であったと考えられてます
関連記事: パイナップルは超高級品だった!パイナップルの歴史を辿ってみた!!
アメリカ大陸から船に積んで、腐らせずにヨーロッパへと持ってくることは、尋常では無い労務だったのです
当然ながら、一部の貴族・ブルジョワの階級・王室のフルーツであり続けました
この大航海時代(16世紀)から帝国主義時代(19世紀)の間に、この淡麗で重厚な容貌、みずみずしい甘さを持つドラゴンフルーツについて多くの研究がされてきたはずです
なぜなら、超高級品のくだものなので生産を増やすことで、国家の富の蓄積に繋げたかったからです
当時は、パイナップル1つで馬車が買えるほど、新発見大陸から渡ってきたフルーツにはとんでもない値段がついていたこと
それは、想像に容易いはず!
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ヨーロッパから世界へ!
ドラゴンフルーツをたくさん、たくさん作りたい欧米諸国は、東南アジアへと出かけたついでに、ひらめきました(おそらく)
あれ、天気的に、アメリカのそれと近いんじゃ?
もしかして、ドラゴンフルーツ、いけんじゃね?
(おそらくこんな感じ)
今となっては、ベトナム、タイ、インドネシアがドラゴンフルーツの生産国として有名になってる背景にこのプロセスがありました
寒さが時に厳しいヨーロッパでは、トロピカルフルーツであるドラゴンフルーツを育成は不可能でした。当たり前だけれども人間は合理的な生き物
どこか別のところで、効率よく育成できる方法を模索したわけですね(お金のため)
もともとはアメリカ大陸原産で、超超超高級くだものだったドラゴンフルーツは、今となっては、インスタグラマー御用達のくだものになってしまいましたとさ
ドラゴンフルーツのこれから
ものの値段・価値の移り変わりはとても不思議で面白い!
富の象徴から庶民のおやつまで、ドラゴンフルーツはその立場と価値を変えてきました
個人的な希望で全てのフルーツの価格は安くなってもいいかなっと思います
また食べ物の価格は限りなく0に近づいてもいいのかな。人類による生産性を究極の形態に持ってゆく必要あり。まあもちろん、生産者の保護っていう話も出てきますがね(°▽°)
安く美味しいくだものが側にあるって幸せですものね
でも、安いくだものがあるということは差別化を狙った高級くだものもでてくるのが、人間社会
10年間をかけて、研究・開発されて生み出されたドラゴンフルーツ
もはやただのドラゴンではないはず。気になります
栄養面でも期待できるところが大きい!
美白効果やデトックス効果もあり、怖いドラゴンの名前からは想像できない、”美”を促進させてくれる栄養素がたっぷり
関連記事:南国フルーツのランクキング付けを全力でしました【おすすめトロピカルフルーツ大集合】
なかなか八百屋さんやスーパーで見つける機会は少ないかと思いますが、この優しい甘みをぜひ試してみてくださいね