生きてると辛いこと悲しいことに無数に遭遇します。その分喜びを噛みしめられる....それが人生
『レジリエンス』という言葉を聞いたことはありますか?
本記事では『レジリエンス』についてまとめます
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レジリエンス(resilience)とは
レジリエンス(resilience)とは、社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを適応させる個人の能力と定義される引用:wikipedia
心理学で疲れた精神の『回復力』や『復活力』のことを言います
「脆弱性 (vulnerability) 」の反対の考えで、『自発的治癒力』のことですね(難しい)
物理でストレスは「外からの歪み」で、それを「跳ね返す力」のレジリエンスの言葉が使われてます
それが人間のメンタルの世界にて「精神的なストレスを跳ね返す力」という風になりました
そこで、『レジリエンス(resilience)』について下記の本を読んでみました
OPTIONB(オプションB)
FacebookのCOOが著者。彼女の夫を失った体験の立ち直るプロセスが書かれてます
また彼女の友人でもある、心理学者のアダム・グラント言葉やアドバイスについても書かれている一冊です
メンタル的な苦難を乗り越える回復力は、自分でも鍛えられる
ということがこの本の主張!
下に書く「3つのP」がメンタル的な苦難の乗り越えを妨げると言うのです
- 自責化
- 普遍化
- 永続化
順番にみてみましょう
■自責化
自分自身を責め立てること
僕にとってはかなりありがちなことでした
何か仕事で失敗して注意された時には「あ〜なんて自分はダメなんだ・・・うぅう」と、自分の心の中で自責の念がうごめいていました
■普遍化
自分にとって辛い出来事が、その他にも影響を与えて、人生全てがうまく行かないって考えてしまうこと
彼女に浮気されたり、振られたり、恋愛の調子が悪いと「仕事もダメじゃないか・・」と仕事にもあてはめることですね
■永続化
その辛い出来事とその辛い自分の気持ちがずーーーっと続くんじゃないか
と、極度に心配することです
人間辛いことを忘れる防御機能を備えています
どれだけ辛い片思いや振られた経験も、時間が経てば復活しますよね
この「3つのP」が極端な場合
- 「この最低な出来事は、全部自分のせいだ!」 (自責化)
- 「何もかも、全てが最低だ!」(普遍化)
- 「これからもずーーーっと最低だ!」(永続化)
と、考えてしまい「レジリエンス」にもろいメンタルになってしまうのです
この「3P」を克服しよう
つまり「レジリエンス」を鍛えるべし!!!
本書での鍛え方を参照します
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レジリエンスの鍛え方
夏から涼しい秋と寒い冬になると、人肌寂しくどことな〜く燃え尽きてしまった「喪失感」を感じやすい
そんな時にレジリエンスが試さます。また、鍛えることができるのです
悲しみに向き合うのは、体力づくりに似ている。
体を鍛えれば鍛えるほど、心拍数の戻りが早くなる。また特別激しい運動をしている時などに、自分の隠れた力を発見することもある。
ほぅほぅ。筋トレか(°▽°)
立ち直りにもっとも役立ったことの1つは「考え得る最悪の事態が起こっていたら」と想像することだ。恵みに感謝すること自体にも、良い効果がある
感謝できることを数えると、この世の良いことを思い出すから、より幸福で健康になれる。
人生の中の喪失とレジリエンスについて強く語っています
喪失。仕事や、友達、恋人、そして家族を失うことは、誰のもとにも必ず起こること
そして誰しもが向き合わう運命ということを忘れないようすべきとのこと
レジリエンスは心の内奥から生まれ、差し伸べられた助けから生まれる
この世のよいものに感謝することから生まれ、最悪な事態をありのままに受け入れることから生まれる。
悲嘆を乗り越える方法を研究することから生まれ、悲嘆を受け入れることからも生まれる。
思うように事態をコントロールできないこともあれば、思った以上にコントロールできることもある。
なるほどなるほど(°▽°)
喪失や失敗の苦難や悲しみから立ち直るために、最悪の事態を想定する力+今あるその存在に感謝(ありがとう)の気持ちをもてる「感謝力」が大切なようです
辛い出来事が「自分一人のせいではない、すべてではない、ずっとではない」ことに気づけば、子供も大人も立ち直りが早くなることを、多くの研究が示している。
そして、『3P』をどれだけ自分の頭から外せることにもかかっています
おわりに
出会いもあれば別れもある
結婚もあれば離婚もある
就職もあれば失職もある
こうした対にあるもの・ごとを彷徨うのがヒトの人生です
その時に、反対岸にある風景をどれだけ想像して、今に感謝できるかり快適に生きるためのコツのようです
ぜひ「レジリエンス」の存在を知り、鍛えるメンタルトレーニングに挑戦してみてくださいね