ここ数年で飛行機事故は増加傾向にあるのではないでしょうか
ロシアへ戻る飛行機であったアラブ首長国連邦のフライドバイ(ボーイング7373-800)機が墜落してしまった事件が発生しました
今回の事故は、悪天候の中の着陸に際して、パイロットの操縦ミス(着陸強行)に原因があったのではないかと言われています。現段階で、テロリストによる犯行ではないとのことです
悲劇には変わりません。62人もの命が一瞬にして奪われたのであり、
命を預かっていた航空会社側に重大な責任が問われることでしょう
ニュースを受け取る側としたら、思いたくなくても「また、か・・」と思ってしまいます
ここ数年に渡って飛行機事故は増加しています。飛行機は世界一安全な乗り物ではないのかと疑ってしまうくらい、いつ悲劇に巻き込まれるかわかりません
もともと自分は飛行機恐怖症で、離着陸時に全身で感じる緊張にはもうこりごりなのです
また、飛行中の揺れも、まさか落ちてしまうのではなかという恐怖を抱きながら耐えているくらいです(よくスウェーデンまでいけたな、と思われてもおかしくないくらいです)
安全とわかっていながらも、飛行機事故が語っているように、もし墜落してしまったら命が助かる可能性は皆無・・・というのが最大の恐怖感情・・
今一度、『飛行機恐怖症の対策と克服』について調べたのでまとめようと思いますが
何はともあれこれが対策のトップにくるようです
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①:相対的なデータを信じる
飛行機恐怖症をそっくりそのまま治す魔法の薬は存在せず、
(医師に相談することで、精神安定剤を処方はしてもらえますが)
世界一安全な乗り物である。
パイロット、CA、飛行機すべてを信じること。
これに尽きるそうです
実際、相対的なデータにもとづくとはるかに事故率は低いのも事実です(以下参照)
航空機の死亡事故に遭遇する確率は、統計による実測値で50万分の1程度(中国)から200万分の1(アメリカ)程度とされており、その他の死亡要因と比較すれば、相対的には安全。
「毎日毎日通勤に飛行機を使ったとしても、事故にあう確率は400年に一回」。400年前と言えば、まさに徳川家康が江戸城で幕府を開いた頃。出典
こういった統計から、バス、タクシー、自転車、徒歩、電車を使っている時よりも、相対的に事故に遭遇する可能性は群を抜いて低いんです
とはいえ、自分みたいな人は「一発の事故で死につながる・・」と不安を募らせますが、信用もなにもなく、1回の事故の重大性から「怖いものは怖い!」と思ってしまいがちです
なので、航空会社をクチコミ、レビュー、まらその会社ホームページをみて、徹底的に調べ尽くして、安心、安全、信用のできる航空会社をまずは選ぶ努力をしたほうがいいですね
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②: とりあえず寝る
寝ている間の記憶って、然ながら覚えてないので、それを逆手にとり、寝る努力をしましょう
ただ、「揺れる乗り物だと、なかなか寝付けないんだよなあ・・」
って心配してる人は、以前に夜行バスの寝つき方の記事を書いたので参照して下さい
関連:夜行バスでなかなか寝れない?夜行バス常連の僕が快眠するために心がけてること!
とはいえしっかり寝付けるかどうかは、確信を持って「飛行機は安全だ」と信じることに尽きますね
「相対的なデータに基づいてるし、世界一安全な乗り物だ、大丈夫」
と自分に言い聞かせて、映画でもゆ〜っくり観てください
そうすれば「いつの間にか寝てたら、もう到着か、早いな〜」
っとリラックスした気分で、空の旅を終われます
③:飛行機の揺れはむしろ健全であると知る
「ガタガタガタガタ・・・」
と、乱気流の中を通り抜ける時、機体全体が揺れてしまいます
でも、「怖さ」って、正体を知ってその原因を特定できれば和らぎます
飛行機が揺れる(特に乱気流)のは、期待がバランスを保とうとしてるためです
現役のCAもこのように言っています
「乱気流は、車でいえばデコボコ道を走っているようなものです。シートベルトを締めていれば安全です」
車が土の道を走る時、「ガガガッッッ」って音を鳴らしながら走りますよね
あの感じの走行の空バージョンが乱気流の中の飛行ってわけなんです
これを知ると、「あ〜またデコボコ道か、そりゃ揺れるよな、我慢我慢。」
と落ち着くことができますね。「怖さ」って正体が不明だと「怖さ」であり続けますが、この「怖さ」の実態・正体を特定すると、恐るるにたらずであると悟り開けるでしょう
では、飛行機による悲劇が二度と起こらないよう願っています
皆が安心して信用し、身を委ねられる”安全な空”であって欲しいです
以上、飛行機恐怖症の克服方法でお送りしました