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世界史の【イスラーム史】がごちゃごちゃしちゃう?【イスラーム史】の覚え方と勉強法を教えるわ

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イスラーム史は世界史の中で、出題頻度も高ければ教科書でもかなりのページ数を占めてるので大切な範囲!

 

でも、【イスラーム史対策】をしてますか・・・?!

  • 「王朝って無限に出てこないですか・・辛いですわ」
  • 「広い範囲でもうごちゃごちゃするわ!何がアッバースだ!」
  • 「アラビア語やりたいです!」

って人はイスラーム史を個別にトレーニングした方がよさそうで、世界史の本番試験で【イスラーム史】がでた時に高得点をとれるよう仕上げましょう

 

というわけで世界史の【イスラーム史】で高得点をとるための3つのコツを伝授します。参考にしてもらえればなと思います!

 

*前提として、教科書ではイスラーム史は途切れ途切れで分断が激しいためより難しく感じてしまいがちです

 

【イスラーム史】では横(地域)をはじめにおさえて、その縦(歴史)を追究するスタンスを維持するといいですよ😌

 

*他地域・時代の通史はスタディサプリで完結です。無料体験をやってるので参考までにどうぞ!

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①:まずはムハンマドからアッバースまで(中央王朝)

イスラームのはじまりは預言者ムハンマド!

 

イスラーム教を始めたムハンマドがメッカで迫害にあってメディナに移住する聖遷、そして再びメッカを征服してカーバ神殿をイスラーム教の聖殿に定めます

 

そして、ムハンマドが死亡すると正統カリフ時代の幕開けとなります

 

このムハンマドを中心としたイスラームの勃興から次の正統カリフ時代をまずはセットで覚えてしまうこと!

 

アラビア半島が主要なフィールドで、これを後の地方分権の時代と比較すると中央の時代と整理できます

 

ウマイヤ朝とアッバース朝

次に正統カリフ時代の4代目アリーが暗殺されると、ムアーウィアがシリアのダマスクスを首都にウマイヤ朝を開きます

 

世界史のイスラーム史ではきちんと制度も首都も整った初の王朝になるので【内政】と【外政】をかならずノートにとっておさえること!

 

イスラームのジハード(聖戦)によって、対外的に戦争を仕掛け領土を拡大させてくのがウマイヤ朝からアッバース朝にかけての流れ!

 

ナビゲーター世界史Bの2巻に【ウマイヤ朝】と【アッバース朝】の【内政】と【外政】が全て細やかに説明・解説されてあるので丸暗記できたらいいですね

 

 以下の図は、ムハンマド時代からアッバース朝にかけての領土拡大の様子を表したものです・・アッバース朝時代には巨大なイスラーム帝国が完成します

出典:【イスラム史の理解】”中央”と”地方”に区別せよ!①

・濃い赤茶がムハンマドの時代の領土
・普通の赤茶が正統カリフ時代の領土
・オレンジがウマイヤ朝の領土

・黄色がアッバース朝の領土

 さあ、歴史をみるとどうでしょうか・・・

 

領土拡大して巨大化した国家の末路はいかなるものになるでしょうか

 

中央権力が全領土を管理統制できる時はしっかり機能してましたが、次第に広がりすぎてキャパオーバー・・

 

地方へ権力を分散せざるをえない状況になります

 

②:フラッシュカードで整理する(地方王朝)

さあ、巨大なイスラーム帝国のアッバース朝は分裂することになります・・(当時のアッバース朝のカリフはやるせない気持ちだったはず・・)

 

以下の図は【年号】と【地域】と【イスラーム王朝】を年表形式で表したものなので、その分散の末路を確認して見ましょう

 

アッバース朝の分裂はTHEカオス!!

 

ここからがイスラーム史の本番です

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出典:イスラム王朝 - 世界の歴史まっぷ

9世紀後半には遠く離れた地方でアッバース朝から独立の動きがうまれます

☑️エジプト・・ファーティマ朝

☑️イラン・・ブワイフ朝

☑️アフガニスタン・・サーマン朝

☑️中央アジア・・カラ=ハン朝

☑️イベリア半島・・後ウマイヤ朝

「うぐぐ見たくねえーよ〜ーー」

 

って思わずここからが踏ん張りどころ!

 

フラッシュカードを用意して、表に王朝・裏に地域を書き込んでいつでも答えられるように、無限にペラペラとめくり続けましょう

 

*ごちゃごちゃにならないためにも、ウマイヤ朝とアッバース朝と完全に分けて考えることがポイントです

 

③:主要人物と業績もフラッシュカードで!

フラッシュカードで王朝と地域をいつでも答えられるレベルまで持ってこれましたか??

 

イスラーム史では何よりもまず王朝の分布・名称・順番の歴史が大切で、ムハンマド時代からアッバース朝以降の分散を重点的に覚えます、大事なのでもう一度!

 

ここまできたら、いよいよ王朝の主要人物の内政・行政を合わせて肉付けしていきます

 

例えばアッバース朝なら、主要のカリフとその内政と外政をそれぞれフラッシュカードの裏表に書き込むって感じです!

イスラーム史もなんだかんだカタカナオンパレード

ややこしいことに、イスラーム史も西洋史と同じように、「カタカナまみれで覚えられない!!」って悩みを抱える人もいます

 

でも説明したようなやり方で、イスラーム史だけを切り取ってムハンマド時代から勉強すれば得意になること間違いありません

 

もう一度整理すれば・・

  1. アッバース朝までをみっちり覚える!
  2. アッバース朝以降の分裂王朝の名称と地域をカード暗記!
  3. 分裂王朝の主要カリフの内政・外政をカード暗記

これで【イスラーム史】を得点源にできるでしょうし、世界史も得意になれば受験世界史の攻略に一歩ずつ近づきます!

 

ビッタウフィーク!(頑張ってください=アラビア語)

 

世界史全体の攻略方法については以下を参考にどうぞ!

関連記事:大学受験『世界史』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】 

 

【イスラーム史】にどっぷりハマってしまえば【アラビア語】に触れてもおもしろいかもしれませんよ?!

関連記事:難しい?!アラビア語のおすすめ参考書と勉強方法【初心者〜中級者編】

 

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