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世界史が苦手?世界史の得意なジャンルの見極めで心がけたいこと!

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。世界史の指導歴は5年以上にもなります

 

『世界史』は地球上全てがフィールドで、勉強の対象!!

 

日本、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南米、アメリカといったように地球まるごと勉強せよなんて結構な無茶振りだと思いませんか?

 

「どこからどう手をつけたらいいの・・・」と勉強が行き詰まってしまいがちです

 

そこで、世界史を効率よく勉強するには『得意ジャンル』を明確にするといいですよ

 

本記事では、攻めの世界史受験を意識した『得意ジャンル』の選定について詳しく書いていきます

 

 関連記事:世界史(グローバルヒストリー)に向いているタイプって?!【世界史選択か日本史選択か問題】  

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得意な時代区分を知る

歴史には【古代】【中世】【近世】【近代】【現代】といったように時代区分が存在します

 

各地域によっては中世と近世の区分に関する議論が未だいに続いているところもあります

 

時代の転換を象徴する出来事や社会現象がこの時代区分の指針となるのですが、歴史史料の解釈が多様なこともあり、まだまだ意見が分かれる傾向にあるようです

 

でも大学受験の世界史では、形式上で時代区分は決まってます

 

  • 古代=476年まで(西ローマ帝国の滅亡)
  • 中世=1453年まで(ビザンツ帝国の滅亡)
  • 近世=1789年まで(フランス革命勃発)
  • 近代=1945年まで(第二次世界大戦終戦)
  • 現代=1945〜現在まで

教科書で時代区分が明確になっています

 

大学受験では、どこの時代区分も対策必須。バランスよく出題されますが誰でも得意不得意があります

 

そこで、

「どこの時代区分が好きで、すんなりと頭に入ってくるか??」

 

「どこの時代区分が嫌いで、すんなり頭に入ってこないか?」

 

をよく考えてみること!

 

例えば、「中世イスラーム史でアッバース朝が分裂しはじめて以降、王朝が乱立してきて覚えづらい!とか、

 

「近代の世界大戦以降では、国際政治に興味あるからわりと興味あるし、覚えられる!」など、思うところがそれぞれあります

 

得意な時代区分から勉強すると、次第に苦手な時代区分の勉強のコツもわかってきます

 

まずは『勉強していてストレスの無い時代区分』からマスターしてみましょう

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得意な地域・国を知る

時代区分(空間軸)とは異なり、今度は地域(空間軸)の話です

 

時代区分で得意な範囲を選定したところで、得意な地域・国とそうでも無いところがさらに分かれてきます

 

わかりやすいのは、漢字の多い中国史かカタカナの多いヨーロッパ史の違い

 

「もう漢字なんてアレルギーだわww」

「カタカナはゲーム感覚でいける!!」 

って人がいる。また、

「漢字の方がいつも使ってるから覚えやすい!」

「カタカナって呪文みたいだなあ・・」

って人もいるため、これだけで得意な地域は中国かヨーロッパ(中東も)に分かれますよね

 

でも「え、でも得意な地域・国っていわれても、まだよく知らないんだけど!」

 

 という人は 『各国史』を手にとってみます。どこがすんなり頭に入ってきやすくて、忘れにくいかをチェックしてみてください

 

自信のあるorなしを◎・◯・✖️でマークをつけると得意な地域・国を見える化できます

 

◎のついたところをまずはパーフェクトに仕上げていきましょう

 

 関連記事:『世界史』の整理が苦手で難しい?!『各国史』をやるべき3つの理由

行ってみたい国を知る

何はともあれ『海外』を学習するのが世界史です

 

「将来ここ行ってみたいなあ!」という好奇心を大切にしたいですし『好きこそ物の上手なれ』の良き例です!

 

僕の場合だと、

  • 「このまるで天国に吸い込まれるようなカッコイイ教会のあるドイツに行って見たい!!」
  • 「砂漠の中の世界観ってRPGみたい・・」

な感じで、ドイツとか北アフリカに行ってみたいと思ってた受験生でしたね

 

好きでもなく興味もなければ、向学心なんて湧くわけありませんし、嫌々世界史を勉強したって覚えるのも苦痛で点数も伸びにくいです

 

「ここ行きたいなあ!!」って関心と好奇心を大切に、その国の歴史を進んで勉強できるじぶんの意識に気づくこと!

 

さらに

 

「行ったみたい!」って国を知ることができたら、「どうして行ってみたいの??」と自問自答して、世界史に面白みを感じる要素を抽出するとよいです

 

面白みの抽出は難しいかもですが

  • 中世ヨーロッパのお城
  • カトリック的世界観
  • 封建社会的な生活

ドイツ史の中から面白みを抽出すると『生活』と『宗教』が世界史の中で興味のあるジャンルってふうに自分でも理解できます

 

すると、大学で深めていくか、趣味として極めていくかどちらかの選択がさらに可能になります

 

また、勉強していてストレスの無い『行って見たい国』の世界史の知識をつけると、その国を中心に比較しながら世界史を語れるようになります

 

得意なジャンルとして『行ってみたい国』をマスターできれば次第に世界史全体も得意になります

 

騙されたと思って興味を追求してくださいね。詳しい世界史の勉強方法と参考書は下記の記事にまとめてあります

 

 関連記事:大学受験『世界史』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】