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グローバルヒストリーの時代やで!

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んでみた感想!MARCHに合格する人工知能はすごい

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AI(人工知能)って「結局どうなの?」「どのくらい優れてるの?」「俺たちってもうだめなの?」

 

AIにの情報が錯綜してる中、僕もなんだかわからないまま月日が経ってました。

しかしこの前こんな本を見つけました

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

 人工知能と子どもを戦わせるなんて、かなり厳ついタイトルです

実際気になりますよね、「将来って自分の仕事はAIがやるんじゃないの?」って

また、「今頑張って伸ばしてる知識・スキルってどこ行っちゃうのさー!」

と心配がつのってしまいます。

 

でも、将来を見据えた早めの対策もできそうなので、知っておくに越したことはないはず。危機に備えておく精神はなんとも日本人らしい!

内容紹介:

東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界。

しかし、"彼"はMARCHクラスには楽勝で合格していた!

AIは何を得意とし、何を苦手とするのか?

AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。

 

しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか? 最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。

 

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AIはとうとうMARCHレベルに

『ロボットは東大に入れるか』と名付けた人工知能プロジェクト「東ロボくん』

なんと2016年に受験したセンター模試では偏差値57,1を叩き出しました

受験科目の能力値が関東有名私立大学(MARCH)に並んだこと意味します

 

(*ちなみに2014年では偏差値45でした)

 

「待って、えぐくないですか」

「MARCHって、大学の上位20%、それ以下はどうなるの・・・」

「ふつーにすげえ頑張るレベルに勉強する人と同じじゃん」

 

と人工知能が人間を超えてしまう恐怖が現実味を帯びて来ました

東ロボくんのチャレンジが明らかにしたことは、AIはすでにMARCHの合格圏内の実力を身につけたことである。その序列は大学進学希望者の上位20%である。

つまり、AIによって仕事を失った人の内、人間にしかできないタイプの知的労働に従事する能力を備えている人は、全体の20%に満たない可能性がある。

 

いよいよって感じ。

大学レベルの知識持ったロボットを目の前にどうするべきなのだろーか!

上位20パーセントに満たない学力の受験生は、ロボットに代替可能ってことなのだろーか!

 

でも・・・・

AIにも弱点があった

AIは『意味』を理解することがすごく苦手だそうだ

現状のAIは意味を理解しているわけではない。AIは入力に応じて「計算」し、答えを出力しているに過ぎない。コンピューターは計算機である。だから、できることは基本的には四則演算だけである。

 

これはAIには数式に翻訳できないことは処理できないことを意味する。AIの研究者は、世の中のあらゆることを、例えば画像処理をするための方法、質問に応答する方法を、英語を日本語に翻訳する方法を数式で表そうとしている。

 

けれども、数学には表現できることが限られており、人間の認識や事象の大半を数式に翻訳するのは、原理的に不可能である。

 AIの弱点は、万個教えられてようやく一を学ぶこと、応用が利かないこと、柔軟性がないこと、決められたフレームの中でしか計算処理ができないことなどである。つまり、AIには意味がわからない。よって、その反対の一を聞いて十を知る能力や応用力、柔軟性、フレームに囚われない発想力などを備えていれば、AI恐れるに足らずである。

 

何が言いたいのかと言うと、相手の気持ちを思いやった上で言葉を発したり、試行錯誤したり、新しいアイディアを発想したりする『前頭前野』が担うことが、AIの大の苦手分野かつ、人間こそできる分野なんです

 

確率と統計で『規則性』を導き出すのが人工知能の守備範囲です

ディープラーニングとも呼ばれてますね

 

でも、人間のやること言うことって、確率だけにおさまるものなんて無い・・・

そこで『規則性』にとらわれない『人間らしさ』が最後の武器になるわけです

AIにできない仕事をできる人間がいない

でも、『前頭前野』を使う能力に乏しいのが現代の人の特徴だとこの本では指摘してます。この部分がめちゃくちゃ大事ですね。AIが苦手なところで、人間のみ対応可能なのに、苦手な人が多いわけですからね〜

現代社会に生きる多くの人は、AIに肩代わりできない種類の仕事を不足なく、うまくやっていけるだけの読解力や常識、柔軟性、発想力を備えているのか。

 

残念ながら、多くの人が成人するまでの教科書を正確に理解する読解力を獲得していない。読解力を身につけない限り、そこから先の成績は伸びない。 

 

「読解力をあげよう、教科書を読めるようになろう 」

話はそっからだ。というのが主張に思えました

 

このまま時が進むと、企業は人不足で頭を抱えているのに、社会には失業者が溢れているのが未来予想図になるそう

 

代替できる作業がほとんどになって、仕事が無くなった人が増えるっていう今までみんなが想像していた人工知能世界の一部だと思います

 

「論理」と「確率」と「統計」

では太刀打ちできない「じぶんだけのスキルってなーに?」と自問自答しよう

相手の気持ちを読んで親身に相談するカウンセラーもありかもしれません

経験を頼りに大海原に出かける漁師もありかもしれません

世界を旅する記者になってもいいかもしれません

 

ルールと規則に縛られてちゃはじまらないんだなー!

って悟らされた一冊でした!