大学生にもなるとね、バイトの1つや2つやるでしょう。
居酒屋のキッチンなんかやってたとする。
半年も経てば、もはや思考なんぞいらず体が覚えて業務をスムーズにやれちゃう。
ぱぱっとサラダ作れたり、ささっと唐揚げだって作れちゃう。居酒屋番長。
で意外とね、暇になっちゃう時間ができちゃうんだな〜〜これが。
バイトし始めた時って、覚えるためにひーひー言ってたけど、半年も経てば、これ。
でもまあ、ものごとはうまくいかず、店長が言うわけなんですわー
「お前なにサボって休んでんだ、空いてる時間あるなら皿ふけや、ぼ!け!」
そう言われちゃうとさ、
「んんんぬわあぁぁんだトォォォオォ、俺様やることやったから休んでるだけやでええええええええ」
腸が煮えくり返るとまではいかないまでも、
「やることやってんのになんで怒られなきゃあかんの!」と気分が滅入ってしまう。
*フィクションです
とまあ、「理不尽に怒られちまったぜ、クッソお!いつかみてろ!」って時に、
どれだけ正常なメンタルを保てるかって以外に大事じゃないか?人間生活やってりゃ無数にあるわけだし。
ってことで、ローマ帝国五賢帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスの言葉を借りたりして、語る記事!
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古代ローマ皇帝の価値観?
好きな王様5選くらいに入る、マルクス・アウレリウス・アントニヌス
すべてを手に入れたのに、禁欲的な思想にふける点でヤベェやつ。
マルクスは「他人からの注意」についてこんなことを言う。
あ、この言葉が口から出たのは、今から2000年以上も前ね。
出典:マルクス・アウレリウス・アントニヌス - Wikipedia
第6巻
21:もし誰かが私を批判し、私の判断あるいは行為が正しくないことを示してくれることができるならば、私は喜んで改めるだろう。
なぜなら、私が求めているのは真実である。これによって損害を受けたものは、未だかつて1人もいない。損害を受けるのは、自己欺瞞と無知に留まり続ける者である。
引用:『自省録』
「お前なにサボって休んでんだ、空いてる時間あるなら皿ふけや、ぼ!け!」
このフレーズがフラッシュバックする。
もし五賢帝マルクスが居酒屋のキッチンにいるならば、
「かしこまりました。店長、左様でございます。」と答えるであろう。
というのもマルクスは、メタ認知が大の得意だ。
メタ認知とは、簡単にいうと。神様目線の客観目線。
一切の感情を捨てて、居酒屋の神様目線になることだ。
だから、
「居酒屋の業務効率の最大化って店長の役割なんだよな。お金払ってるのに、何にもしないでぷらぷらやってりゃそりゃーー怒るよな。仕事覚えたことを前褒めてくれたから、まあここは我慢してやるかな」
ってマルクス・アウレリウス・アントニヌスがキッチンに入っていたら思うだろう。なんて大人だ!!これこそ王の威厳ってやつだろうか!逆ギレなんかバカらしくなってくるではないかこら!
理不尽はほんとうに理不尽か考える
人間生活やってれば怒られることなんて無数にある!
それはまともな理由かもしれないし、時にはまったく意味不明な論理を押し付けられることもある!
ローマ帝国五賢帝からまなべることは、
どれだけ理不尽だと思っても、一度神様の視点で客観視すること。
ここで感情に火がついたら、ゲームオーバーだ。
冷静になって考えると以外にも真っ当なことを言っているのかもしれない。
学校の先生がありえない量の宿題をだしたとしても、その真意は「生徒のための善意」なのかもしれない。
会社の上司がありえない理由で罵倒してきたとしても、その真意は、「かわいい後輩」だと思ってるのかもしれない。
思いついた感じで例をあげたけど、
言いたいのは、「感情を殺して、メタ認知すること」だ!
ときっとマルクスの霊魂は叫ぶであろう。
そうすれば、「感情で盲目になった闇が晴れた!」
「理不尽だとおもったけど、ちょっと違うかも!」
と理性の力を解放させて思考転換できるってわけだ!
…でもこれができたら苦労はしないぜ。
あ・き・ら・か・に理不尽だ!!って断定できる時もある。
それなら感情的な『犬』だとおもえばいい
散歩ぷらぷらして、犬に突然「グワァ!」って噛まれたらどう?
「んんんぬわあぁぁんだトォォォオォゴラァ」
とはならないですよね〜〜
なんでって、『犬』だから。
人間と並列に扱うわけじゃないので『犬』だからって理由が真っ当。
つまり『犬』だからっていう妥協がそこにある!
で、理不尽に怒られた時に、相手を同じ人間レベルでみないこと。
「感情的になって、噛んできた犬やなああ、よしよし」
そう思考転換すると、犬に向けてた妥協が同じように頭をめぐる。
人間らしく形容するならば、寛容的になるともいえるけど、
感情的な『犬』だと思って妥協する。この方がしっくりくる。
『人間だってその日その日で表に出る感情は違う。そんな動物だよね〜まあ、理不尽だけどいっかそうゆうもんだ。』
と、はふはふ息を荒らす犬をなだめるかの感覚になったら怒られた側の勝ちなのだ。
躍起になって怒り狂いながら無理な話を押し付ける側近に対しても、
『よしよ〜〜〜〜しいい子ね〜〜』と、
ローマ帝国マルクス・アウレリウス・アントニヌスは思っていたはず。
そんな変な話でした!