メソポタミア・エジプトなどの古代文明発展は小麦とともに!
ヒトの歴史を語るときにかかせない小麦、いや古代小麦を紹介します
グルテンフリーで小麦が毛嫌いされがちな世に物申す!そんな話!
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古代小麦ってなんだあ!?
今の小麦は人工的に開発されたもので「デュラム小麦」「パンコムギ」は典型!
天気にも適し、いろんな地域で大量生産できるようにですねー
『古代小麦』はヒトの手が加えられてない、自然に原生するもの。
そんな理解でいいはずです。人類が狩猟採集の生活から定住生活にシフトした時のですね
10000年前から生える食物
で、イエス誕生よりも遥か昔から大地から芽吹く生命だったわけ!
古代では普通ですからね!
今の人が勝手に「古代」って名付けただけ!
その時は壺で引いたり火を通したりしてパンの原型が誕生したんです
古代小麦のなにがいいの?
10000年の時を振り返って『古代小麦』が見直されてる
「グルテンフリー」ってありますよね。現代の小麦って水につけてペチペチ触るとねばりっこく白いスライムになりますがそれです。
粘り気のタンパク質ってやつで、パンのふわふわ、お菓子のもちもち、うどんのコシなんかもグルテンのお・か・げ
小麦のおいしさ=グルテンなんだけれど、リスクがある!
- 小麦アレルギー
- 血糖値急上昇
- セリアック病(自己免疫疾患)
「なにかを得るためになにかを犠牲に」を小麦が教えるということ
で、『古代小麦』がグルテンフリーライフの救世主ってわけなんです
古代小麦には4つの種類
古代小麦はおおざっぱに、4つの種類にカテゴライズ。
- スペルト小麦
- エンマー小麦
- ホラーサーン小麦
- アインコーン小麦
です。原生の地域が違うのが特徴(ホラーサーンはイラン北部など)
ま、古代メソポタミアの人がいたら、あたりまえやろwと失笑されそうですが
栄養的にも、手に入りやすさでも現代人を魅了するのが、
1番上のスペルト小麦(別名:ファッロ)!
スペルト小麦ファッロ??
スペルト小麦は、小麦の概念を超えて地球史上最古の栽培穀物です
小麦の親の親の親の・・・的な存在で、
その原種はペルシャ湾の近くという。
*ペルシャ湾(乾燥・湿気のランダム気候)
ペルシャ湾地域は、土地の質がよくないんです。乾燥も湿気も気候によって変わる。
スペルト小麦は強烈で強靭な生命力をもつんです
(放っておくだけで、もっさもさ)
他の小麦は成長させるために化学肥料・除草剤をばんばん使われますね
でもスペルト小麦はそのような「人工物」とは一切関わりがない!
で、完全ナチュラルな環境で育つスペルト小麦の栄養素は群を抜ける。
- ナイアシン
- ミネラル(銅、鉄、亜鉛、マグネシウム、リン)
- 必須アミノ酸(メチオニン、リジン、スレオニン)
炭水化物やタンパク質も十分に含まれてます
何にもないところで芽吹く生命力
これがスペルト小麦の栄養を裏付けているわけです
スペルト小麦はスーパーフード
スペルト小麦は現代のスーパーフードなんて呼ばれてますね!
(古代メソポタミアなんてあたりまえなのにねぇ〜今さらスーパーフード笑ってね)
たっぷりの栄養のもとには・・・
- 抗酸化作用=ガン予防・アンチエイジング
- 免疫システム向上
- 小麦アレルギー発症率が圧倒的低い
- 栄養吸収・消化が速攻
がスーパーフードらしい効果です
スペルト小麦の食べ方はなんだろう
これがめちゃくちゃシンプル!茹でるだけで準備完了!
パスタのように塩を入れたお湯で柔らかくなるまで煮ます。
これを小分け冷凍しておいて、使いたい時に解凍。
サラダに入れたり、スープに入れたり。
ほんとにそれだけで十分。引用:Naverまとめ
で他の野菜とか生ハムやベーコンと合わせたサラダにするとか、
ソースをまぶしたり、そのまま塩胡椒で味付けするなどなど!
出典:http://omma-son.doorblog.jp/archives/34371627.html
ま古代メソポタミアの人はこんな食べ方してませんがね!
でもいいとおもいます・・・
古代の食物と現代の知恵のフュージョンという奇跡。
古代から受け継ぐ食物のそのスタイル変容はおもろい!
スペルト小麦=最古の穀物をもっともっとオシャンティーな料理に!
そうすれば古代メソポタミアのシュメール人もよろこぶでしょーね!
おしまいっ
参考サイト