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「文系大学院入試」の対策でやるべきことのまとめ!勉強方法とおすすめ参考書を紹介!

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大学院進学にあたって、「何をすべきか?」そんな疑問に対する答えをまとめます

本当に大学院でしかできないことかを「再考」しよう

大学の学部(学士)と大学院(修士・博士課程)は全く異なります

大学の学部は勉強し、大学院は研究するところ

 

  • 勉強とは、新しい知識や知恵を”獲得”すること。=学生。
  • 研究とは、新しい知識や知恵を”発見”すること。=研究者。

 

在学中の最終的なゴールは

  • 卒論は「論文を書く練習」
  • 修士論文は「研究をする練習」
  • 博士論文は「研究者になる練習」

と言われています

*もし知識を吸収したいなら大学院という場所を使わなくてもできます

わざわざ施設型の大学機関に通い詰めるとはコストパフォーマンス悪すぎます。

社会人になってもインターネットで、世界中の大学の授業を受けられるサービスを使えばいいのです。

www.edx.org

大学院進学までやりたいことなのは、勉強ではなく、研究なのか? 

”新規性””独自性”を求める研究をしたいかを自問自答し続けてください。

 

コレが大学院試験の最初の準備です

入試日程の把握をする!

日本の大学院入試は「秋」入試「春」入試に別れていることが大半です

本試験の日程を見越し、試験対策を早めに取り掛かることが大切ですね

 

  • 専門試験
  • 語学試験
  • 面接試験

 

「院試」の3つの定番試験ですが、具体的な対策については後述します

準備に加えて、研究室訪問や研究計画書の作成などやることが盛りだくさん!

 

以下「院試」にそなえた日程を参照してください。

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出典:大学院入試なら個別指導・土日も開講 大学院入試なら東京・四谷ゼミナール【予備校】

 

 

本試験直前は「願書・研究計画書作成」や「研究室訪問」に追われます

ゆっくりと受験勉強に時間を取れるのは忙しくなる前の段階でしょう

*準備期間に余裕をもった対策が鍵を握ります

 

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語学試験(英語試験)対策でやっておきたいこと 

 筆記試験は、専門科目+語学試験がほとんど!

しかも語学試験は十中八九「英語」です。

 

 

長期の努力が必要で、優先順位は最も高いと言えますね

文理問わず、全ての研究領域で必須の科目です

 

なぜ「英語」??

  • 英語の学術論文を読み書きできるかどうか
  • 国際学会で実績をだせるかどうか

 

アカデミック言語である所以です

学術世界は論文や発表などの研究蓄積がものをいいますよね。

 

世界で共有しなければ、学術的貢献とは言いにくい。なので「英語」を柔軟に使って研究活動できるのかどうかの基礎体力がみられるのです。

 

 

▶︎:志望大学院では、どのようなタイプの英語試験なのか対策前に確認すること!TOEICやTOEFLの点数の提出(830点以上や90点以上など)で英語試験免除、もしくは大学院独自の論文読解の試験などが課される場合が大半です。

  

大学院入試の英語問題のほとんどが「英語から日本語への翻訳」です

 

最先端の学術論文を読むことができて、母国語でその解釈ができるかどうかが問われます

 

つまり「和訳問題」対策をきちんとすることが肝心要です!

 

 

そこでオススメできる英語の参考書はこちら!

詳解 大学院への英語 

 これから院試の英語対策取り組む人にオススメです!

 

前半部分では日本語訳に必要な重要文法や構文解釈についての解説が豊富で、後半部分では実際の院試問題などが引用された和訳問題とその詳しい解説で構成されてます

 

TOEICはビジネス英語で簡潔で明解な英語です。しかし院試ではアカデミック分野の英語なので、テイストが異なり、複雑な構文も入り混じってきます。

 

文にかかる修飾が多く、文がとても長くなります。

そんな英文と戦える基礎体力を養うための一冊としてベストです!

院単 大学院入試のための必須単語1800

 

志望する学問領域の専門用語から論文特有の語彙も、基礎体力の一部です

  

この単語帳は、文学、社会学、経済学、文化人類、国際政治、理工、医学など、人文系から自然科学系までの必須単語が網羅されてます。

 

「院試」にマトを絞ったものなので、大学学部レベル(英検準1級レベル)の単語は省かれています。もし基礎単語の復習が必要ならば、ワンランク下げた単語帳をやるといいでしょう! 

単語王2202

単語王は学部レベル(東大京大から早慶)の単語がフルカバーされてます。

僕自身もこれを使ってやってきました。

 

目安としてこの1冊の単語を覚えると、単語レベルとしては「院単」に移行しても問題ないはずです。 急ぎの復習に使って下さい!

専門分野の英語論文読解

参考書で院試英語の基礎体力を付けた後の話です。

それぞれの志望領域・学問の英語論文の和訳に挑戦してみましょう。

 

人文・社会科学系は「Google Scholar」で研究領域の英語論文を検索!

➡︎:https://scholar.google.co.jp/

 

自然科学系ならば「Nature」や「Science」などの科学雑誌がおすすめです!

docs.google.com

勉強法としては
1.興味のある記事を選び出し、印刷します。
2.文章構造を詳しく取っていき、英文に書き込みを入れます。
(カッコや下線、関係代名詞や同格のthatなど)
3.判らない専門用語や英単語にマーカーを入れます。
4.英単語を持っている単語帳で調べ、掲載されていたらチェックをし、掲載されていなかったら辞書で調べて英単語帳に書き込みます。
5.段落ごとにまずは内容を把握していきます。
6.最後に初めから最後まで読み、全体の内容を把握します。

引用:大学院入試対策法~私はこうして合格しました~語学試験編 - NAVER まとめ

これらを繰り返して様々な論文を読解しましょう

 

また、要旨(アブストラクト)結論(コンクルージョン)のみを印刷し、テンポよく読解することもありです!

 

研究対象の理解を深められるし、専門科目の論述試験や研究計画書のネタを磨けます!

 専門・論述対策でやっておきたいこと

 

語学試験と合わせて専門試験がありますが、一般的に論述試験です。

専門試験での論述は何が問われるのかというと・・・

 

  • 概念を提唱した人物の名前
  • その概念の定義
  • 具体例
  • その概念の学術的位置付けとその後の展望

 

簡潔な語句説明が求められる知識問題と絡められたり、

 

 

  • 社会問題(テロ、戦争、少子化、グローバル化など)
  • 先行研究と今後の展望

 

などの研究テーマや一般常識に寄り添った論述がほとんどです。

 

 

専門分野の基礎知識からその知識を背景をうまく材料にできる表現力と、

明瞭で、首尾一貫とした文章を書ける論理構築能力が求められます。

 

 

もちろん語学同様に、一朝一夕に身に付けることが難しいため、時間をかけた専門分野の知識の吸収と論述の練習が大切です。

 

そこで、専門試験・論述試験の入門としてこの本をおすすめします!

 

大学院入試小論文の書き方

 そもそも「論文」とはどんな文章なのか?についての根本的な解説が最大の魅力!

 

どんな構成をすれば「相手にわかりやすい」文が書けるのか端的にまとまってます。

 

 

知識はあるけれど漠然とどうしたらいいかわからない!という方には即効性のある参考書ですね!

 

僕もかなり使い込んで、論述のテンプレート(起承転結)を頭に染み込ませました。

 

大学院・大学編入学 社会人入試の小論文

院試だけでなく大学編入や社会人入試にも通用する「論述能力」を磨くならばこの参考書。

 

Amazonのレビューにも、”受験の際に読んだ約30冊の書籍のう地、最も役にたった”とあるほどです。

 

 

社会人入試など時間が無い中の対策として、独学で最大パフォーマンスが出せるように特化した参考書であると言えます。

 

志望校の専門試験・論述試験の過去問!

 ここまで論述の参考書で鍛えたら院試の過去問に取り組みましょう。

各専門・論述試験は教授によって作成されます。

 

 

事実、指導教官の授業や試験を受けている内部生が圧倒的に有利です。

 

大学院から大学を変更する外部入試の場合は、

かなり本腰の入れた『過去問の分析』が肝になってくるでしょう。

 

  • 大学のホームページから過去問をダウンロード!

 

▶︎:過去問をまずは入手しましょう。おそらく3〜5年分が掲載されているはず。

少なくとも第一志望、第二志望までは、全て印刷して分析することです!

 

  • 過去問により近い研究概説書を手に入れる!

 

▶︎:特に指導教官、研究室の教授の書いてる概説本が最も理想です。『〜〜学入門』など、大学の授業の教科書となっていることが多く、その学問の基礎ができているかを確かめる院試の論述試験に向けて「バイブル」的な存在となります。

 

  • 『院試の論述問題の過去問』+『概説書』の二刀流!

 

▶︎:まずは初見でどの程度解けるのか過去問に挑戦してみましょう。この段階でできるorできないに一喜一憂する必要はありません。

 

続いて、『〜〜学入門』など、教授執筆の概説書を参照しながら過去問を解いて見ましょう。

 

 

そうすると、本番までの”完成形”が見えてくるはず。

貪欲に概説書で知識を吸収しながら、論述用の参考書で自分の文章スタイルを確立させる。

過去問のスタイルを徹底分析。これが専門試験で高得点とるための最強手段なのです。

 

 

  • 本番は、自分の研究テーマに引き寄せよ!

 

▶︎:本番ではかなりオープンな問題が出る場合があります。受験生が多い中で知識のある・なしのみでの偏った選抜を避けるためだと思われます。

 

そこで、自分の研究テーマにより引き寄せて解答すると良いでしょう。

 

例えば、僕自身の論述試験(史学)はこのような問題でした。

アジア・中東の都市史研究の課題と可能性について、一つまたは複数の都市を取り上げて論じなさい。

イスラーム世界の商人と都市空間について具体的に論じなさい。 

具体的な解答は割愛しますが、かなりオープンな質問です。他の大学の院試にも当てはまると思いますので、自分の研究対象・テーマに引き寄せることで「これ以上書けない問題」もなくなることでしょう。

 

教授陣は各受験者は研究テーマについてどれだけ深く語れるのかを知りたいのです。

 

なのでこのような引き寄せ解答のアプローチは必須といえますね。

 

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面接・口頭試問対策でやっておきたいこと

 

 *専門試験、語学試験突破した後の面接は最終試験です。(おおよそ20分弱)

 (結論から本音を言うと入学意欲がずばり見られます。もっと言えば、”こいつはやばいやつじゃないよな・・?!”こんな感じだとおもいます笑)

 

 

*面接は願書提出の時の『研究計画書』『筆記試験』の結果に基づいて進行します。

 

以下に頻繁な質問と僕の体験を書きます。

 

 

1. そもそもどうしてこの研究?研究テーマは何?この研究室か?

 

 

▶︎:この質問は、『研究計画書』を事前に確認すれば問題ないはず。端的に答えるだけで十分ですね。

 

(自分で計画書を書いてない人を見破るための質問なのでしょうか。)こんな研究意欲の確認、それだけの質問ですね。

 

 

2.あなたの 研究テーマの『展望』と『社会的貢献性』は?

 

▶︎:大学機関での研究の最大の目的は、『社会的貢献』です。あなたが新しい何かを発見したり、新しい解釈を加えることで、どのようなプラスが社会に生み出されるのか。

 

自分自身の言葉で語れるように準備しましょう。

 

 

3.大学院修了後は何をしたいか?

 

▶︎:これは自由に答えても問題ないはずです。「博士課程まで絶対に継続します!」などと偽ってまでも研究意欲を無理にださなくても大丈夫です。

 

等身大の自分で答えましょう。「修了後、その分野の企業に勤めて・・・」や「高校の教員になるつもりで・・」などなんでもいいんですね。

 

大事なのは、自分の意思で進学したのかどうかを伝えることです。

 

 

4.本当に入学するつもりか?

 

 ▶︎:最終確認です。これは僕の場合にありました笑 もともと学部時代に親しくしていた教授からの質問だったので、半分冗談なのかもしれません。

 

他校など複数受験している場合など、迷っている場合があるかと思いますが、ここは「はい!!もちろんです!」と言っておきましょう。

 

噓も方便です。前向きな研究意欲をアピールすることですね!

 

就活の面接とは全く違って、落とすための試験ではありません! 

大学院で研究する意欲があるかどうかをみることが真の意図なため、リラックスした元気な受け答えを心がけてくださいね。

 

  

 

以上で、大学院入試(特に文系)の3つの試験(専門試験・語学試験・面接試験)の対策についてまとめさせていただきました。

 

大学院は修士2年、博士3年など、長い道のりではありますが、金銭的な価値には変えがたい人生に渡る財産となります。

 

 

慎重にライフプランを考慮した上で進学を検討してみてください。 

 

*適宜最新版を更新致します。また質問も受け付けております。

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