緑茶・紅茶・烏龍茶・ほうじ茶・煎茶・抹茶・白茶・・・・
こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です
みなさん、お茶、好きですか?!
お茶は、免疫にもいい、解毒作用もある、なんせ良い香りと深い味わい
ご飯ともあうし、せんべい、ケーキともあう。お茶抜きに生活はできません
お茶の誕生の奇跡を紹介します
今でああたりまえの「お茶」はどんなシチュエーションで生まれたのか
『発明』ってひょんな事からうまてくるのかもしれません。お茶の歴史をどうぞ!!
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古代中国に遡る
紀元前2700年
ある伝説上の皇帝がいました
その名は炎帝神農(えんていしんのう)
世界史の中二病的名前ランキングに上位に君臨するであろう、炎帝です
でーーーーん!!
ではなく・・・・・・・・・・・
でーーーん!!
ヒトです
食べられてしまいそうな禍々しいオーラを放ちますが人です
炎帝神農氏は産業を興し、医術を教え、火をつかさどり、火の使い方を教えた優れた知性の神とされていて 、医術の神で衛生的であり、生水を飲まず、火を使って水を煮沸して飲むことを人々に教え、神農自らも煮沸 したものしか口にしなかったといわれている。
キリストが生まれる前の紀元前、古代文明が興り始めたその時です
火の使い方、水の処理の仕方、傷の治し方などは、現代のものとはまるで違います
炎帝は、火の使い方をマスターして人々に伝えてまわります。
- 魚・肉を焼く
- 畑を切り開く
- あたたまる
などなど、火の使い方が増えていきました。大きな問題もまたあったのです
それは、水道水なんてあるわけない問題
雨水や川の水は、そのまま飲んだら病原菌を飲み込むことと変わりませんでした
そこで、炎帝は煮沸の水を発明します。(当時ではイノベーションですからねっ)
煮沸すると飲料水になって、ようやく人々は、『水』を体内に取り込むことができたのです
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奇跡は起こった
ある晴れた日の午後、野原の土手の小さな小さな、野生の木陰の下。
炎帝はひと休みしてました。いい天気、いい具合に乾燥したぽかぽか陽気でしょう
炎帝は喉が乾いたので、小川のほとりで、水を汲んできました
小さな、火鉢を用意して、ふつふつと得意技、”煮沸”をし始めました。
お湯が沸騰し始めた、その時
ひら〜りひら〜りゆる〜〜りとそよ風が吹き、上を見上げる木から小さな葉っぱ3枚が、このお湯の中へ舞い降りたのです
ファッ?!?!(°▽°)
炎帝は細かいことを気にするタイプではなかったのでしょう
とりあえず、まあいいかっと、煮沸を続けること3分
草木から生まれる自然な芳香を放ち、薄く美しいスイに、お湯が変化したのです。
ま・じ・か。まぁ死にはしないやろ(°▽°)
そんなユーモアある炎帝は、この煮沸した色みがかったお湯を飲んだのです
当時からすると、
こりゃうめぇわ。香りも味も抜群じゃねーか。おい
好奇心旺盛な炎帝は、すぐさまこの葉っぱの正体を突き止めるため調べ尽くします
そして、この葉っぱが、今に残るお茶の木から落ちたものだと判明したのです
得意技”煮沸”を人々に伝授したかのごとく、炎帝は、この葉っぱの正体を人々に伝えました
すると、みんなこぞって火鉢を囲み、お茶の葉っぱをちょこんと入れ、煮沸し始めたのです
お茶、最高(by古代中国の茶人たち)
単なる煮沸した水では味わうことのできない深みや芳香に、古代中国の人々は惚れ込んだわけです
これが火付け役となり、いろいろなお茶っぱの発見や、お茶の作り方などが開発されていったのです
最古のお茶の経典(レシピ集)は、「茶経」という名前で、唐の時代に登場します。
偶然のひらめきとめぐり合わせ
もし炎帝が木陰で休んでなかったら、火鉢に葉っぱが落ちていなかったのかも
もし、炎帝が几帳面だったら、火鉢に落ちた葉っぱをすぐさま取り除いたかも
もし、炎帝の好奇心が小さかったら、色みがかった水を飲もうとしなかったかも
偶然のひらめきとめぐり合わせで、歴史が作られることもあるんですね
炎帝自身も、まさかお茶に気づき、後世に残す発明をするとは思ってもなかったでしょう
おもしろそうなものへの知的探究心と好奇心
炎帝から学べることはこれかなと
世の中にはたくさんのもが溢れてますが、意外とまだまだ知られていない使い道があったりするものです(僕もわかりません)
けれど、それは飽くなき探究心とそれに飛びついてみる姿勢が大切なのだ!
と仮に炎帝2世がいるのならば、こうした言葉を強調するに疑いありません