「時間はあるけれど、お金は無い!!」大学生たちに朗報!
『治験』アルバイト(ボランティア)に参加した全レビューを真面目にします
特に、長期休暇のある大学生・時間に余裕のある社会人の方は、「高額バイト」としてとてもオススメです!ぜひ参考にしてください
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治験バイトとはそもそも?
治験って一体?
治験とは「新しい薬」の承認を得るために厚生労働省の指導に従い実施している「治療を兼ねた試験」のことです
ひとつの薬が誕生するまでには10~18年もの長い研究開発期間があり、効き目の確認や安全性の評価など、さまざまなテストが繰り返されます。
病院で使われている薬や普段使っている薬は、多くの一般の方々がボランティアとして参加した『治験』を経て、効き目と安全性が確認され、厚生労働省の承認を得たうえで発売されています。
世の中に新しい薬が誕生するまで、安全確認と効能確認をしなければなりません
この「テスト」を受けることを治験と言います
薬によってどんな副作用がでるのかだったり、投薬中の生活習慣で気をつけることについてこと細やかに説明を受けます
その後の同意を経て初めて受けられます(*インフォームドコンセント)
治験募集サイトと応募方法!
まず、治験に参加するためには治験募集サイトへの登録が必要です
ネット上で一番信頼できるものとして、僕はまずこちらに登録しました!
もちろん登録料は一切かかりません。
*治験募集サイトの中には、サイト運営費として年会費を要求するところがありますが、ちょっと怪しい気がしたので、こちらの方がいいです。
思い返せば、案件の種類の特徴や日程が異なる場合があるので、大手治験サイトに一応全て登録しておくと比べられるのでおすすめです
そして登録後...
- プロフィール入力(年齢、身長、体重、喫煙歴などなど)
- 予定・都合・体のコンディションに合いそうな治験への応募
を済ませるとプロフィールに基き自動的に事前検診への合否が出ます
*ちなみに僕は10件近い治験の案件に応募しましたが、通ったのは今回参加したものを含めてたったの2件です
倍率はかなり高めと聞いていましたが、本当かもしれません
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病院にて「事前検診」
事前検診は「最大の難関」
今回は『健康な成人男性』の治験募集だったので、健康状態の証拠が求められました
事前検診の内容:尿検査・採血・身体測定・心電図・問診
事前検診のコツは以下の3つ!
- 毎日、水か麦茶を1、5ℓ〜2ℓを飲む
- トイレは我慢しない
- 運動やアルコールはなるべく避ける
を僕はきっちり守ってました
事前検診では「尿検査」と「血液検査」が大切な項目とされてます
運動は血中のCPKという値が上昇してしまい、投薬の効果がきちんと測れなくなってしまうからNGだそう
また、病院側からもこのように事前に知らせがあります
- 前日のカフェインやアルコール、グレープフルーツの禁止!
- 2週間前からの激しい運動の禁止!
- 薬やサプリメントや薬の禁止!
- 温泉やマッサージの禁止!
- 前日の夕食以後から事前検診までは絶食!
必ず守って行きましょう
倍率は思った以上に高いです..
今回は同じ治験薬で、数回の日程、毎回別々の人が20人選ばれるものでした
僕は日程⑧の枠で応募し、30人近くの人たちと事前検診サバイバルを生き抜きました
事前検診のメンバーで、より中央値に近い人から選出されていきます
前日にたくさん脂っこいものを食べると血糖値が上がってしまったり、うっかりいつものようにコーヒー飲んでカフェインが検出されると、落とされます
念には念を入れて、自己管理を徹底することが鍵です
ガムやタブレット、アメも完全にアウト。少しでも血糖値をあげてしまうとすぐに治験対象から外れてしまいます
治験入院生活はどんな感じ?
僕の場合は、9泊10日の入院+毎週水曜日×7回のプログラムでした
また【ジェネリック医薬品】の治験でもありました
ジェネリック医薬品とは・・・
後発医薬品(こうはついやくひん)、ジェネリック医薬品(英: generic drug, generic medicine)とは、医薬品の有効成分そのものに対する特許(物質特許)あとに、他の製薬会社が同じ有効成分で製造・供給する医薬品である。 新薬と同じ主成分の薬とも言われる。
引用元:wikipedia
すでに販売されている薬の特許が切れ、他の製薬会社が開発、販売予定の同様な成分を含んだ薬の治験ということですね
安全面について、治験テストをするには、厚生労働省の許可を得られなければなりません
特にジェネリック医薬品については、すでに販売されて世に出回っている薬成分でなので、かなり安全性は高いと断言できます
治験会場は、事前検診と同じく、東京都の墨田病院というところです。予想以上に看護師さんもたくさんいて内装も外装もとても清潔でした
▶︎:治験実施施設:医療法人相生会 | 直接申し込みはこちら
定員は20名で、当日には僕を含めて25人が集められていました
当日の『血液検査』・『身体検査』・『心電図』・『血圧』・『採血』・『尿検査』によって20人が決定します
僕は初めてで、事前説明にきちんと生活習慣を正していたので突破できました!
20名が確定した後は、それぞれのベッドに案内され、10人が同じ部屋で、9泊10日を過ごします。
*集団生活は大丈夫かどうか、事前検診の際に確認されます
事前検診の問診の時に、集団生活に適するかの『人間性』も見られているそうです(よほどヤバイ人でなければ問題なしです)
初日はそれだけ!病院に14時集合してメンバーの確定は17時頃でした
治験中はどのように過ごす?
基本的に2日目に投薬をして体外排出の経過を見るものなので、採血や心電図以外は、基本的に自由です(めちゃめちゃ快適です)
治験参加中の具体的な生活のコマンドについて紹介します
ちなみに今回は、関節リウマチに効く薬の皮下注射が行われました!
朝昼夜食事について
今回のスケジュールでは、朝の採血後の、9:50分頃に朝食
お昼に、ラジオ体操後の、13:00に昼食。そして19:00に夕食って流れ!
食べ物は大変満足でした
管理栄養士さんが考案した栄養とカロリーが計算されたお弁当が毎回配られます
しかも、1000円以上はする割烹料亭の弁当だったりします
朝もきちんと箱に入ったサンドイッチと、フルーツジュースが配られ、全部美味しかったです
食べ物については心配はいらないです。純粋に毎回の弁当が楽しみでした
【治験中のある日のお昼ご飯】
ただ、食事時間以外は、食べ物の持ち込みができませんので、口にものを入れることはできません。(普段めちゃめちゃ食べる僕は、10日後に1kgちょっと痩せました)
起床時間と消灯時間
2日目の投薬日は朝の7:00、それ以降は8:00が起床時間
就寝時間は23:00で9泊を通して、全て同じでした
看護師さんが部屋にきて、電気を消して「おやすみなさい」と言います
個人的に、23:00から8:00は普段と比べて少し長すぎる睡眠時間でした
少し早く起きた時は、リビング的な部屋(デイルーム)でぐーたらしてました
*「23:00以降は、携帯とパソコンを使うことは禁止ですよー!」と就寝時間毎回言われます
空調が行き届いていて、暑くもなく、寒むくもなく、適度な温度と湿度で安定で、とても快適です!
食事と睡眠時間以外はなにする?
食事と睡眠時間以外は基本自由
具体的に、朝食前に、採血や心電図や血圧を測り、それ以降は自由です
院内は漫画やゲームがたくさんで漫画喫茶のようです
フリードリンクみたいにメニューは豊富ではありませんが、麦茶とウォーターサーバーは自由です
僕は持ち込んだノートパソコンや本たちとずっと過ごしていました
他の19人の方もそれぞれに過ごして、特に誰かに干渉することなく、自分の時間を過ごすことができます
資格の勉強や、株やFX、任天堂スイッチをやっている人など、みんなバラバラです笑
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うわさ通りの高額報酬!!
治験アルバイターにとっては1番大切ではないでしょうか
治験は『ボランティア』としての参加なので、謝礼という言い方をします
ざっくり謝礼については1泊あたり20,000円の計算です
僕は、9泊10日で、20,000×9と、その後の通院7回を含めて、25万円の謝礼支払いでした。
やはり高額というのは否めない!
治験は、危険だから高額になる訳では決してありません
なぜ高額になるのかというと、拘束時間の長さが1番の理由です
食生活から生活習慣まで全て医者の言う通りにしたがって、病院にいなければならないからです
普段、徹夜や喫煙などをしている人にとっては、結構きつく感じてしまう部分ではあります
入院期間が長くなればなるほど、高額になるのは説明する必要もないでしょう!
以下を参考にしてみると、その治験の謝礼についてより詳しく知ることができます。
総じて治験ってどうなの?
結論から個人的にかなりオススメできます
経済面から、圧倒的な高額な謝礼があげられます
食費から健康診断費(心電図や採血など)まで全て浮きますし!
健康診断は一回でおおよそ、5000円かかりますが、治験参加中はほぼ毎日それらを無料でやってくれます!
長期的な健康管理の手助けとなって、病院代もかからず節約になります
体は絶対的な資本なので謝礼には現れない絶大なメリット!
1日13〜15時間を確保できるのは重要! 採血や心電図以外の時は、僕は色々な本を読んだり、ブログを書いたり、リモートワークをこなしていました
何か集中したい作業がある人は、ぜひ治験アルバイトを作業合宿として活用しましょう
経験した治験ボランティア無しにして、病気や怪我の新たな治療薬は世の中に出回らないということです
つまり、医学界や人類への貢献度はそう低くはないはず
みんながみんな支え合って生きていくのが人間社会です。人類社会への貢献ということにも繋がる『治験』を検討してみてください
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