こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です
『人類は余暇をどのように過ごすか悩むようになる』
経済学の巨人、ケインズによる100年前に残された言葉
でーーん!!!
17世紀の頃の技術革新で、長期的な経済成長を分析したのがケインズです
第一次世界大戦直後の大低迷最中の経済的状況にも関わらず「テクノロジーの進化で労働が大幅に縮小し、既存の職業の消滅の後、大幅な余暇の時間が現れるぞ!」
と予言を唱えました
本記事では、この未来に向けてた「AI時代の新ベーシックインカム論」を読んでみた感想です
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AI時代の新・ベーシックインカム論
勤勉・働くこと=正義の社会を成す常識
働く必要性から解放された社会では、「自由」を自主的に享受することが難しい心の葛藤が出現するそうです
つまり余暇をどのように過ごすかについて、悩む人々が増えるというのです
背景に、汎用性人工知能による知的作業の置き換え、単純作業のオートメーション化など、革新的な技術発展による人類がになってきた労働の置き換えにありますね
どのように余暇を過ごすべきか問題
ますます「暇」になっていくこれからの時代
レジ打ちの単純労働から作家のクリエイティブな職業まで、人工知能が代替可能とも叫ばれる時代です
働かなくてもロボットが富を生み出した先には、ベーシックインカムの実現が予測されてます
働かず一定のお金をもらえる時代では、ケインズの言う「暇をどうやって楽しんだらいいんだ!!」という悩みも急増しそうな予感さえあります
そんな状況をふまえると最低限「どんな産業が発展しうるのか」を考えておいて損はないです
個人的に下記の3つの産業が「暇」な時代でも尚発展し続けるものだと思っています
- 旅行・ツアーリズム
- 外食
- 教育
趣味・娯楽・レジャーの分野ですね 。順番にみていきます
「旅行・ツアーリズム」の発展
ツアーリズム(観光産業)はイギリス産業革命によって生まれました
「労働の不必要」を発端としていて、工場労働生産に従事する人々が、機械(オートメーション)によって置き換わった時代
人工知能時代と似通った文脈ですし、さらにレジャーが流行するに違い無いでしょう
下記は「これから期待の旅行系ベンチャー」をまとめ記事です。続々とベンチャー企業が新しい「旅」を描きはじめてます
暇な時に、ワクワクを満たす旅に出かけたいですもんねー!
「外食・グルメ産業」の発展
より贅沢な外食産業が勃興、新たな食文化さえ生まれるかもです
すでにコンビニや大手チェーンレストランでは、自動化が劇的に進んでます
最終的には全てが自動化されるようですね(自動で料理や商品が購入、配膳されるようになり、会計も機械)
そして
人件費は皆無になり、店内はこれまでとは違う店の様相を呈するはず
自動化できず、独特で伝統的で繊細な技法を必要とする和食や、時間と創意工夫が伴って初めて完成する高級グルメが再興するでしょう
人々の味覚は日進月歩で進化し、既存の食べ物の味に慣れていきます
食を通じて”幸せ”を感じるのは永久的な課題ですが、より独創的な美味を求める人々が急増するでしょう
僕もラーメン研究家へと転身するかもしれません(°▽°)
「教育産業」の発展
人生100年時代かつ「暇」な時に、知的好奇心を満たす教育の産業は発展し続けるでしょう
中でも「リカレント教育」はこれまで以上に発展の兆しがあります
リカレント教育とは、義務教育や基礎教育を終えて労働に従事するようになってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムを指します。
スウェーデンの経済学者であるレーンが初めに提唱し、1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられ、国際的に知られるようになった 生涯教育構想 です。
引用:「リカレント教育」とは?生涯学習の重要性を徹底解説 | BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア
社会人でも「また大学で勉強したいな」と思ったらまた復学できるシステムのことです
日本はまだ整備の段階ですが、リカレント教育先進国に習いながら、徐々に整っていくと予想できます
年齢層幅広〜く「教育」を通して「学ぶ」機会が増えるので、AI時代=「暇」な時代には教育産業がもりあがるでしょう
下記は「これから期待の教育系ベンチャー」をまとめ記事です。旅行と同じように、続々とベンチャー企業が新しい「教育」を描きはじめてますね〜
まとめ:人間は毎日と違うことをしたい動物
時間と富を手にしたものは、非日常を求めて地を離れる
ツアーリズム産業の原点で、これからも刺激的な業界です
ベーシックインカム(最低限所得保障)によって月8万〜11万円の資金と自由な30日間が手に入るのならば・・・
僕はバリ島やセブ島へバカンスしに行き、ココナッツジュースをチューチュー飲みたいな !!!