海、花火、畑、浴衣、スイカ、汗、スポーツ、そう、”夏バテ”。
私たちは、燦々と照る真夏の日の以下の体に起こる現象を”夏バテ”と呼んでいます。
夏バテとはそもそも
・体が疲れやすい(どことなく無気力)
・食欲がない(なんとなく食べ物が喉を通らない)
・眠れない(疲れているのに、寝たとしてもまた疲れてる不可思議スパイラル)
などなどを含めた総称が”夏バテ”でありますよね。
夏バテ対策としての料理や生活習慣など、世に溢れるほど出回っておりますが、
「バランスの良い食生活、水分補給、睡眠、まあまあの運動量」
など、基本の生活の質を徹底させることが、夏バテ対策の通説のようです!
(まあ、当たり前っちゃっていう話ですよね。)
むしろ、その夏バテ対策の意識を根付かせることがむしろ(2度目)、夏バテを引き起こすのではないかということです。自分の経験をもとに。。
プラシーボ効果(http://www.page.sannet.ne.jp/onai/Healthinfo/Pracebo.html)
とは似て非なるものでありますが、暗示の持つ力はすごいものです。
端的な話、これこれこう言った症状と体のコンディションならば、夏バテの可能性。
といったある種、型にはめることで、症状というものを具現化しようという勤めなのです。
ここでは、体の不調などが先行し、後に夏バテという体の状態を決定づけるものです。
*僕の親の世代など、”夏バテ”の言葉は存在しなかったようですねっ。
どれだけ、グラウンドを走らされようと、水を飲ませられない状態に追い込まれようとええ。水を飲まないことが正義そんな時代だったようです。しかし、極論倒れ込んでしまう人は今ほどいなかったということなのです。
仮に当時、”夏バテ”という言葉が存在していたのならば、症状を訴える人続であったことでしょう。言葉が先行し、症状をそれに当てはめることが用意で、主張もしやすかったことでしょう。
体の不調を察知し、対処や対策を施すことはもちろん大切です。
しかし、暗示の持つ力によって、夏バテでなくとも夏バテを意識してしまい、
実際に、夏バテかのような症状を招く可能性も無きにしも非ずということ。
ここで、最も強調したいのは、
”夏バテ”というワードに敏感にならず、脳の外に追いやり、
きっちりと、真夏が続く限り、満遍なく栄養と休養を取り、体を動かし続けること、
それが根本的な、”夏バテ”対策であるのです!
『夏の到来と水流』(出典:私のInstragram、鎌倉の由比ヶ浜)