ふと地元に帰ると、よく遊んでいた公園の道を通るたびに「昔はよくここで遊んだな~」と郷愁に浸るような年頃にまで成熟しました
あれほどにまで、時間を気にすることなく外を走り回る底なしの体力を持っていた頃
あれほどまでに、泥まみれになり、時々ケガをするなり、好奇心を爆発させていた頃
あれほどまでに、巨大落とし穴を作るなり、奇形かまくらを作るなり、奇抜な創造性を発揮していた頃。
そんなすべてが懐かしい想い出で、ふとした時にフラッシュバックするんですよね
今こんな姿となって、何を伝えて残せるかを考えたら・・・・
本記事では、少年時代に【体力・好奇心・創造性・協調性】の育みに最も生かされたであろう最強の遊び=『秘密基地作り』の魅力とススメについて、しっぽり書きます
スポンサーリンク
『秘密基地』とはそもそも
具体的な定義はおそらく存在しないのかと思われますが、無理やり押し込みます
*秘密基地とは*
少年の少年による少年のための少年のみぞ知るもの!
山や海や川、木、岩、すべての自然の対象と一体になって体力や想像性と創造性をフルに使って、0から創りだす、秘密の隠れ家。
もちろん即興で思いついた”オレの秘密基地”定義です
大事なのは養われる能力
- 体力
- 好奇心
- 創造性
- 協調性
どのようにこれらひとつずつの要素が育まれてゆくのか、みていきましょう
スポンサーリンク
①体力がバカみたいに増える!
初期のスキルに木登りは前提です
それは冗談だとしても、木や岩を運び、野を開拓してゆく営みには体力は必要なものですし、開拓してゆく日々ごとに増強されてゆくのです
夢中になりながらも、汗水を流して、秘密基地の完成に刻々と近づく。
最終的には、強靭な肉体とこれからの思春期や青年期にかけて、大事になってくる、基礎体力の心配は全くなくなります!
あ・・入ってはいけないところはダメ。あと、ケガだけには気をつけましょう絶対に☆
②好奇心もバカみたいに育める!
秘密基地の定義でみたとおり、自然を材料として0から生み出すのは、フルにアタマを働かせて、試行錯誤を繰り返すこと!
「こことここをつなぎ合わせたらカッコイイ!」とか、「ここにロープをつないできたら、こことそこを行き来できる!」など、無限大に少年の工夫の実現のサポートとして秘密基地はあるのだと、振り返ります
これも、大人になっても、試行錯誤の面から絶大な支えとなることまちがいなし!
③流行りのクリエイティビティがでかくなる!
上の好奇心の育みと似たような部分はあるかもしれないですが、好奇心が行動に移すための原動力であるとするならば、
これはむしろ逆で、どことどこを改良するのか、なにとなにをもってきて、どのように組み立てるのかといったアイデアの誕生が創造性の育みではないでしょうか
ちがった言い方をするならば独創性も育めるはずですよね
独創性と創造性の交わりが最高潮に達した時、発明者として大成するでしょう
スポンサーリンク
④協力プレイで協調性も養える!
秘密基地作りは友達と協力プレイをするから楽しい
0から友達と自分たちだけのオンリーワンな基地を作り上げるだけあって、互いの協力無しにはできあがりません(当時は全く気にしていませんでしたが)
友達にひとつ助けをお願いして、ありがとうと言う、素朴なやりとりですら十分な協調性です。これは大人になってからも大事な大事なスキル
そう、0からみんなで何かを作り上げた経験=秘密基地作りを就活では語るべき笑
秘密基地で培えるこの人間の基礎的な能力たちは、いつ、どこで、活躍の場が訪れるかはわかりません
もしかしたら、小学校の図工の時間に秘密基地で培った創造性を発揮して、奇抜で芸術的な作品を作れるかもしれませんし、
就活の場でのグループワークで協調性(みんなの気を配れる、目を配れる)に繋がるかもしれません
それは、秘密基地を作ったもののみが、結果論としてわかるもの。
自分の住処っていいよね
当時「わいの住処がほすぃ」っていう中二病に似る病気の現れにしかすぎなかったことを最後に報告します
0から形作って完成させる。それてじわ〜り感じる自分の居場所と空間の雰囲気は落ち着きますもんね
ぜひ秘密基地作りを楽しんで、4つの能力を育んで天才的な人(?)に育ってしまいましょう!!