体育会経験者は就活に有利になるのかならないのか問題
こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です
僕は体育会出身ではないですし、就活ガチ勢でもありませんでした
「体育会と部活経験は有利になるよ!!」と頻繁に言われますよね
これって本当なの?!
本当だとしたらなぜ有利になるのでしょうか?
本記事では「体育会・部活経験者は就活に有利になる説」について検証していきます
まず、一般的に体育会経験が就活に有利に働く理由は以下の3つの仮説があります
- 上下関係がしっかりしてる
- 体力・精神的にタフ
- 目標設定・課題発見、処理能力がある
順番に検討していきます
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➀上下関係がしっかりしている
体育会・運動部経験者であれば、下積みの1年生から学年が上がるにつれて、部活の中の地位があがっていきます
これぞ『上意下達』システム
『上意下達』システムが部活組織内に構築された会社。加えて、年功序列システムの企業はチーム内コミュニケーションが得意な体育会出身の人は大好きです
そもそもシンプルに
組織はピラミッド
です
こんな感じの!
部活も部長(頂点)がいて部員が支えるピラミッド。会社も社長(頂点)がいて社員が支えるピラミッド。
難しく表現すると、部活の経験をそのまま横展開しやすいんですね。再現性があります
「体育会出身者は会社にスムーズに適応してくれるだろう!」と期待がある分、就活で有利になるのは合理的といえば合理的ですね
もちろん「挨拶や礼儀がしっかりと身についているに違いない!」
のように社会人のビジネスマナーも習得させやすいのもストロングポイントですね
②体力的・精神的にタフ
人間関係・仕事内容で学生時代よりも多くのストレスを抱えることも増える社会人
会社の人事:「ストレス耐性◎の人欲しい!すぐ辞めないで欲しいお」
ということで部活で忍耐・努力を培った学生は、プラスのイメージで評価の対象になります
なんせ企業にとって人材流出は巨額な損失。新卒の採用と教育には莫大な時間とお金がかかってますもん
「すぐ辞めなさそう」「使い勝手が良い」という本音が見え隠れというかもろ出てるかも(?)です
話はずれますが、IT化の流れで人材の流動性も高まってる今です
「もう1週間で辞めたい!!」って新卒生も増えてきているそう
ストレス耐性が十分備わって入ればネガティブな要因で辞める選択肢なんてありえないですよね...
難しい時代ですなーーー
③目標設定・課題発見・処理能力がある
部活動では必ず「全国1位を取る!!!」などの目標を設定します
目標に向かって『今何をすべきか』=目標設定から課題発見能力が培われているであろうと、企業の人事は評価します
ビジネスの世界でPDCAサイクルの連続です。目標なければ頑張れないし、問題もクリアしなければ貢献できないし・・
そんな能力のある体育会系の企業側は受け入れやすいのです
「いや、体育会以外にもPDCAサイクル回せるポテンシャルある人いるだろうが!!」というのも間違ってません
しかし現実、企業は莫大な人数の就活生をエントリーシートと面接でふるいにかけます
効率よくチェックして採用するには、背景に『体育会』があった方がわかりやすいんですね
『同程度の就活生を比べたときに、運動部であるかないかは、大きな判断材料となる』
と、どこかの会社の人が言い放ってました。怖い怖い怖すぎるーー
まとめ:部活をやればいい!ってのが全てじゃない
個人的に思います
部活動経験が就活に有利になるとかならないとかだけを意識してモチベーションになるのはちょっと違うのかなぁと。
書いたように
「部活をやってない同じ大学生を並べたときに、わかりやすい物差しになる!」という人事の言葉はあながち間違ってはないです
ただ、好きでとことん突き詰めたい部活動の結果として得られた、「忍耐」や「努力」を就活の場で発揮してもらうこと一番大事ですね
本質は部活でやるスポーツがそもそも好きで、スポーツを通じて培える力を就活の場で発揮できた
な感じの結果論が一番いいかなと思いますし清々しい正義感があります笑
就活に有利になるとかならないとかにとらわれず目の前のことに全力で取り組もう!そしたら自然と評価される人になれるでしょう!
ぜひ大学生は参考にしてみてくださいね